京都・天橋立の自然♪

今回のいい寺は・・・天橋立の自然です♪

 

日本三景の一つ天橋立へ行ってきました
 
 
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京都駅から特急はしだてに乗って2時間
 
雪の降る冬の天橋立駅に着きます
 

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JR駅側から見た天橋立「飛竜観」の景色です。
 
対岸から見た景色を「一字観」といいます。
その他に雪舟が描いた風景が見える
「雪舟観」があります。
 
場所によって違う景色に見えますが
傘松公園から股のぞきで見る
「一字観」が有名だそうです
 
 
昔、この長く伸びた天橋立は天と地を結ぶ
梯子
だったそうです。
 
イザナギの命が天浮橋と名付けて掛けた
梯子でした。
その梯子が倒れてしまい天橋立となった
そうです。
 
天と地を結ぶ梯子は無くなりましたが
神と人の絆は強くなり神仏を求めてこの地を
訪れる人が増えたそうです

 

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一面の雪景色と天橋立で閉ざされた阿蘇海
遊覧船が航行した波紋だけが動く静かな
世界でした
 
「神の代に神の通いし道なれや
 雲井に続く天橋立」
 
自然の造ったこの景色・・・遠い遠い昔、神が
いたのかなー・・・なんて
 
川の流れや波の浸食、単なる土地の隆起だけでは
この景観は説明できませんよね
       
 
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大小8千本の松並木がトンネルのような砂洲の道
 
この松林のなかに真水が湧き出る井戸があります
周囲が海なのに不思議ですね
 
「橋立の松の下なる磯清水
 都なりせば君も汲ままし」
和泉式部が詠っています。
 
日本海の荒波を遮断して、松林を通る人々の
喉を潤し天橋立は人々への神の贈り物でしょうか
 
海沿いの温泉にはよく塩分が含まれてると
聞きます
荒涼とした大地を緑に!と開拓者が井戸を
掘っても、時が経つと井戸水の中に塩分が
含まれて上手くいかないそうです
 
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子供の頃、雪が積もると飛び起きていました
最近は積もるほどの雪が無く少し寂しいです

 

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飛竜観」から股のぞきで眺めて見ると
こんな感じになります
 
手前のくねった所が竜の頭
松林が胴体に見えて
後ろにのびています。
天を泳ぐ竜のように見えますよね~
 
昔々、イザナギの命が訪れる前は、
荒海の神という手に負えない竜神がいて
この地を占領していました
 
大暴れするので人も住めなかったそうです
それを見かねた神々は解決策を相談して
中国の五台山に使者をおくりました
 
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そこで神々が助けを求めた相手は
文殊菩薩でした。
 
文殊菩薩は神々の意を受けて遥々中国から
この地にやってきたそうです
 
次は、天橋立に伝わる昔話についてです♪
 
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