今回のいい寺は・・・
成就院☆山と海とスローな空気♪
山や丘などを掘削し、人馬の交通が行えるように
した切通(きりどおし)
極楽寺の開山・忍性が開いたと言われる極楽寺坂
切通は京都と鎌倉を結ぶ西の玄関口として
機能したそうです
この道が東海道へつながっていたのですね
西の結界から成就院に入ります
お母さんが子供に
「アジサイはいろいろな色があるのよ」と
教えていました
6月6日は古来、習い事を始めるのに適した日と
されました。
6月は五行でいうと「火」ですが、氣候は梅雨時で
ジメジメしています
このイマイチ気分が乗らない時季は、自らの
才能を発揮し「火」の勢いをさらに強くすると
良いですね
習い事に限らず、得意なことをや長所など、
自分の中にある「よいもの」を引き出すチャンス
かもしれません
ここにも弘法大師・空海の足跡がありました
成就院は空海が修行した護摩壇に創建
されました
空海は高雄寺、高野山、東寺を任された後、
全国へ行脚に出て各地で護摩修行をしたり、
社会事業をしたり、温泉を掘り当てたりと
活躍したと伝えられています
周りの大きな花びらに見えるのはがくです
小さな粒のような部分が花だそうです
鎌倉の魅力は、山と海を身近に感じられること
自然のリズムに合わせるように、流れる時間も
どこかゆっくり
紫陽花の紫色は心も体も清めてくれる力があり
イライラやストレスを解消してくれるでしょう
みんなとっても楽しそう
極楽寺の紫陽花を見て、成就院の西結界から
入って、東結界から出るのが拝観ルート
紫陽花の群生する長ーい道を下って小さな
山門から外へ出ます
アジサイ越しに見える由比ヶ浜では夏を迎える
準備が始まっていました
最後に夕陽が海岸線へと沈むロマンチックな
風景を眺めて、鎌倉旅を締めくくるのも
いいかもしれませんね