今回のい町は・・・
子どもたちとの出会いです♪
カンボジアでは小さな子どもたちが観光客相手に
一生懸命、土産物を販売しています
彼女たちはもちろん生きるために全力で売り込んで
きます
車を降りるや否や押し寄せ、あっという間に
囲まれてしまうのです
そんなある日、私はケガをしてしまいました
遺跡の入口で氷で足を冷やしていると、4人の
女の子たちが心配そうに、遠くから私のことを
見つめているのに気づきました
彼女たちはもちろん物売りの仕事をしていますが
私には一切そのような素振りも見せず、ただ側に
来て、心配そうな顔をしたり、元気づけようとこんなに
素敵な笑顔を見せてくれていました
異国の地でケガをし心細い気持ちでいた私が、足を
冷やし終えるまで、ずっと側にいてくれた彼女たちの
優しさに胸がいっぱいになりました
別れ際に彼女たちそれぞれからポストカード、
笛、マグネット、ブレスレットを購入しました
「1ドル!1ドル」と駆け寄ってくるのは生きるため
であって、心は温かくピュアなのです
彼はトンレサップ湖クルーズの道先案内人クン
兄の運転する船で自分の体よりはるかに大きい
オールを操りお手伝いをしていました
彼は道先案内人クンのお友達!
お互い仕事をしているのでお兄ちゃんの目の届かない
売店で友達に会えると大はしゃぎ
みんな本当は遊びたい・・・
でも生きるために、毎日毎日働くのです
十数年前まで戦乱の中にあったカンボジア
決して豊かとは言えないこの国ですが、子どもたちの
心の豊かさは失われていないと思えた旅でした