今回のいい寺は・・・お寺とお花です♪
お寺と花には深いつながりがあります。
各地のお寺には、四季折々の花が咲いていますね
花にまつわる物語もたくさんあります。
特に蓮華は、仏の教えを表す代表的な花です♪
仏様が乗る台座は蓮華の形をしています。
そして、寺院では仏様に花と灯をお供えしますね
こんな話があります。
悟りを開かれたお釈迦さまが霊鷲山(りょうじゅせん)で教えを
説くときに必ず麓の村の若い男女がお釈迦さまの前にお花と灯を
お供えしたそうです。
説くときに必ず麓の村の若い男女がお釈迦さまの前にお花と灯を
お供えしたそうです。
その二人は、何時しか心が通い合い結ばれました
そこで、お花を供えた娘を華で、灯を供えた男を燭(ロウソク)で表し
結婚式を美称して「華燭の典」と呼ぶようになりました
花と灯のお供えは、その当時から脈々と続いているのですね
京都の頂法寺・六角堂です★
後ろのビルが華道・池坊の会館です。
六角堂の住職は華道・池坊の家元だそうです
六角堂は、聖徳太子が大阪の四天王寺建立のための用材を
求めて訪れた時(587)に夢に出たお告げによって、この地に
建てられたのが始まりです。
求めて訪れた時(587)に夢に出たお告げによって、この地に
建てられたのが始まりです。
その後、六角堂の北の池ほとりに僧侶の住む寺坊があった事から
池坊と呼ばれるようになったそうです
* 池坊は建物の坊と、坊の主の総称です。
代々の池坊は本尊(聖徳太子の護持佛)を守ることに勤め、
朝夕に花を供えたそうです
そのなかで、『いけばな』の形が完成されていきました。
このブロンズが、完成されたいけばなの姿です
そして、ここがいけばな発祥の地となりました
六角堂と池坊会館の間には、歴史を感じさせるモニュメントがあります。
彩色を施したブロンズのいけばなと池に浮かぶ朱塗りの六角堂です。