お寺とお花①

今回のいい寺は・・・お寺とお花です♪

3d138176jpeg

お寺には深いつながりがあります。
各地のお寺には、四季折々の花が咲いていますね

花にまつわる物語もたくさんあります。
特に蓮華は、仏の教えを表す代表的な花です♪

仏様が乗る台座は蓮華の形をしています。

42c51203.jpg

そして、寺院では仏様に花と灯をお供えしますね

こんな話があります。

悟りを開かれたお釈迦さまが霊鷲山(りょうじゅせん)で教えを
説くときに必ず麓の村の若い男女がお釈迦さまの前にお花
お供えしたそうです。
その二人は、何時しか心が通い合い結ばれました
そこで、お花を供えた娘をで、灯を供えた男を燭(ロウソク)で表し
結婚式を美称して「華燭の典」と呼ぶようになりました
 
花と灯のお供えは、その当時から脈々と続いているのですね

76c4dc23.jpg

京都の頂法寺・六角堂です★
後ろのビルが華道・池坊の会館です。
六角堂の住職は華道・池坊の家元だそうです
六角堂は、聖徳太子が大阪の四天王寺建立のための用材を
求めて訪れた時(587)に夢に出たお告げによって、この地に
建てられたのが始まりです。
その後、六角堂の北の池ほとりに僧侶の住む寺坊があった事から
池坊と呼ばれるようになったそうです
* 池坊は建物の坊と、坊の主の総称です。

736a0fae.jpg

代々の池坊は本尊(聖徳太子の護持佛)を守ることに勤め、
朝夕にを供えたそうです
そのなかで、『いけばな』の形が完成されていきました。
このブロンズが、完成されたいけばなの姿です
そして、ここがいけばな発祥の地となりました

320f1da6.jpg

六角堂池坊会館の間には、歴史を感じさせるモニュメントがあります。
彩色を施したブロンズのいけばなと池に浮かぶ朱塗りの六角堂です。
聖徳太子の護持佛は、この御堂に祀ってあります。

12d0be12.jpg

花の文化は、花の命を活かす活け花から見ための豪華な
生け花に変わり、今は洋風な飾りのフラワーアレンジメント
好む女性が増えているそうです

bc4745eb.jpg

東林院の沙羅双樹です
枯れた沙羅双樹に数珠を掛けて残してあります。
一生を終えた姿として拝観者が「世の無常」を感じることができます。

枯れた沙羅双樹も活かされましたね
これが、活け花の心ではないでしょうか
 
花の文化は奥が深いです!
これからも探っていきます
 
 
カテゴリー: ☆お茶とお花☆   パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>