今回のいい寺は・・・
萩の海です♪
日本海に面した萩の海に来ました
秋の海っていいですねー♪
夏のような賑わいはないけれど、波が穏やかで
遠くに見える半島や小島をぼーっと眺めるだけでも
時間が過ごせそうです
海岸線から突き出た山が萩城のあった指月山です。
萩城は海に囲まれた指月山を利用した自然の要塞
でした
この山が幕末から明治維新へと歴史を動かした
長州藩士の心の支えだったかもしれませんねー
穏やかな時代もペリーの黒船が浦賀に現れた
頃から時代が動き出して、長州藩が徐々に歴史の
表舞台に出ていきました
その基を築いた吉田松陰は、長州藩校・明倫館の
兵学教授でした
この広い海を見て吉田松陰は新しい時代に想い
を馳せたのでしょう。
戦国時代に関ヶ原の合戦で辛酸をなめた毛利家。
260年の時が経って吉田松陰の唱えた「尊皇攘夷」
は門下生の心に響いたそうです
そして長州藩は関門海峡で外国船に砲撃をして
四カ国(米、英、仏、蘭)艦隊との合戦となり
国内では倒幕へと向かっていきました
結果は惨敗でした
四カ国艦隊に打ちのめされ、倒幕を唱えて京に
上っては朝敵とされ、長州征伐の勅使によって
幕府軍に白旗を揚げてしまいました
維新の風が吹く中で長州藩の役割は終わった
かに思われました
四カ国艦隊との合戦のときには、萩への来襲
に備えて、城下の住民総出で海岸線に土塁を
作りました
特に女性の功績が大きかったので「女台場」
と言われて残っています
二度の敗戦で藩としては大きな痛手を受け
ましたが、幸い萩の城下は戦火を逃れました
そこで藩士・高杉晋作が目に付けたのが民衆の
力でした。
民衆の心をひとつにまとめ、藩と一丸になって
力を蓄えていきました
そして武器の近代化を図って刀を最新型の
銃に変え、幕府軍に挑みました
この四境戦争(第二次長州征伐)の勝利が時代
のターニングポイントでした。
人間は逆境のときほど大きな力を発揮し相手は
油断をしてしまいます
「まさか」と思うときに時代は変わるのかもしれ
ませんね
まさか、経済大国アメリカが崩壊するとは思い
ませんでした。
世の中が不況だといわれても、知恵を絞って賢く
生き抜くのが大切かもしれませんね
萩の海に向かう途中で漁港を見つけました
なんだかとってものどかですね♪
「萩心海」では目の前の生簀で活きイカを捕獲!
すぐに調理して出してくれます♪
とっても楽しませてくれるお店でした!
海岸沿いでウインドサーフィンをしている人を発見
秋の海は気持ちがいいでしょうねー!!
海から運河のように萩市内を遊覧する事が
出来ます
この運河が萩城のお堀の役目もしています
次は萩城へ行ってみます