今回のいい寺は・・・
クリスマスを迎えるバチカン市国です♪
ローマ市内からバチカン市国へは歩いて
入れます
イエス・キリストの降誕を祝う深夜ミサが行われる
サンピエトロ大聖堂です
とってもキレイですね
イタリアでは、深夜ミサから年が明けて1月6日の
エピファニアの祝日までクリスマスの行事が行われます。
サンピエトロ広場には大きなツリーが登場です
すぐ脇にはキリスト降誕の情景を再現した「プレゼビオ」
がありました。
イタリアではクリスマスツリーよりもメジャーなようです。
ホテルのロビーにもツリーではなくプレゼビオが
飾られていましたよん
家庭や教会で飾るプレゼビオの多くはミニチュアで
再現しますが、バチカン市国はさすが・・・
実物大の人形と小屋
ベツレヘムの町外れの馬小屋で飼い葉桶の中に
降誕したイエス・キリストを囲むように聖母マリアと
ヨゼフ、羊飼いが様子をうかがっています
クリスマスに降誕した話から、24日の夜にプレゼビオの
飼い葉桶の中に生まれたの姿のイエス・キリストが
置かれます
ところが・・・
実は聖書にはイエス・キリストの降誕した日にちの
記述は無いそうです
では、なぜ12月24日と25日にクリスマスを
祝うようになったのかなー???
聖書には・・・
東方で星を見てイエスの誕生を知った学者たちが
救い主(メシア)の誕生が預言されていたベツレヘム
に行きました
星の導きによってヨセフ家族のいる家に
たどり着いて幼子イエスを拝みます
そして黄金、乳香(香料)、投薬(香料・医薬品)を
贈り物として献げたと記述があるそうです
時代は移り、イエス・キリストを拝んだ学者たちは
三つの贈り物をしたことから「東方の三博士」と
いわれています。
そして三人は老年、壮年、青年の三年代を、
またヨーロッパ、アジア、アフリカの三大陸の
象徴として年の若い一人を黒人に描き分けられる
ようになったそうです
「東方の三博士」が幼子イエスを拝み、贈り物を
献げた1月6日がクリスマス最後の行事
「ベファーナの休日」となります。
クリスマス市で売られていた魔女の人形!
どうして魔女が???って思ったら・・・
1月6日には魔女がプレゼントをくれるらしいのです
でも面白いのが、「良い子にはお菓子、悪い子には炭」
をくれるそうです。
クリスマスといえば靴下!!
ベファーナという魔女が寝ている間にほうきに乗って
やって来て、靴下に入れたプレゼントを枕元に
こっそり置いていってくれるのです
いたずらっ子たちは真っ黒な炭が靴下に入って
ないかドキドキだったでしょうね
そういえば私もクリスマスの朝がとっても
楽しみだったな
さてもうすぐクリスマスですね
次はバチカンのクリスマスミサに潜入ですっ