バチカンのクリスマスミサ★

今回のいい寺は・・・
バチカンのクリスマスミサです♪

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いよいよクリスマスミサが行われる夜のバチカン市国

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ライトアップされたサンピエトロ大聖堂(Sain Peter’s Basilica)
はキレイです
カトリックの総本山なだけあって、荘厳な雰囲気が
ただよっていますね~

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プレゼビオもライトアップ

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クリスマスツリーも点灯されてキラキラ
使用後は木材として恵まれない子どもたち向けの
おもちゃなどに使用される予定だそうです

ツリーの上にはが飾られています

イエス(ユダヤ人の王)が生まれたしるしの星です★

この星を見て、東方の三博士がイエスを拝みに
ベツレヘムに行きました

星は、暗闇の世界に光と希望を与える最初の
メッセージだったのです

それでクリスマスツリーの上にはが飾られる
ようになったのですね♪

サンピエトロ広場のクリスマスツリーは毎年、
欧州の異なった地域から寄付されています

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クリスマスイブの深夜ミサは23時頃からですが、
夕方5時にはもう長蛇の列!

2007年から、バチカンクリスマスミサに参加
するには事前予約が必要になりました

チケットを持っていても、少しでもパーパ(ローマ教皇)
に近い席に座ろうとみなさん寒い中並んで開場を
待ちます

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いよいよサンピエトロ大聖堂に入ります。
もちろんセキュリティが厳しいので荷物検査など
を受けて、やっと中に入れます

カトリック教徒にとってバチカンローマ教皇
によって執り行われるクリスマスミサに参加
する事は特別だと思います

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サンピエトロ大聖堂内の明かりがつき、深夜ミサ
の準備がちゃくちゃくと進んでいきます。

ロウソクに火が点されました
7本のロウソクは7つの秘跡や神の賜を形に
表したものだそうです。

※7つの秘跡・・・洗礼、堅信、ゆるしの秘跡、叙階
          婚姻、病者の塗油

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ローマ教皇・ベネディクト16世(Benedict XVI)の登場で
歓声が湧き上がります

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ローマ教皇三つの聖書の朗読「ことばの典礼」を
行います。

1.旧約聖書
2.使徒の手紙
3.福音書(イエス・キリストの生涯)

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膝まづいて祈りをささげるローマ教皇

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最後の福音書の朗読のときには参列者は起立します

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朗読の後、ローマ教皇による説教があります
説教では、その日の福音や聖書朗読の解説が
行われます。

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祭壇の周りをぐるぐるまわり

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祭壇にパンとワインを奉納して「感謝の典礼」が
始まります
ミサの中で1番重要な場面で、イエスの最後の晩餐
に由来します。

ローマ教皇によって奉献文が唱えられ、参列者とともに
賛美の祈りが唱えられます

パンは「ホスチア」といい小麦粉を薄く焼いた
食べ物です。

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次に「聖体変化」が行われます。
ワインとホスチアを取ってイエスが最後の晩餐で
唱えた言葉を繰り返します

これによってホスチアとワインはイエスの体(聖体)
と血
に変わります

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そして「聖体拝領」です。
ローマ教皇は聖体(ホスチア)を裂いて、一部を
ぶどう酒に浸して聖体(ホスチア)を食べます
そしてぶどう酒を飲みます

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ローマ教皇より、参列者も聖体を頂きます

聖体を分かち合うことによって、イエス・キリストと
出会い、力づけられるそうです

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ローマ教皇はクリスマスミサの中で、イエスキリストの
生誕は、子供の大切さを教えていると話されました。

虐待を受けたり、飢えに苦しんでいる世界中の子供たち
の尊厳を守るように
と!

豊かになればなるほど、自分達だけでそれを独占しようと
してしまいますね

「私たちの言葉や愛を必要とする隣人のために、私たちは
自身の時間をさいているだろうか。
安全な避難場所を求めている亡命者や難民たち、
そして神のために、私たちは時間や空間を捧げているか」

私がアフリカまで行って貧しい人を助けることは難しい
かもしれない。

でも自分の身近にいる人達の力になることはできると思う。

自分にできることは、まわりにいる人の気持ちを考える事。

それをいつも心に置いて行動しなければいけないなーと
思います。

カトリックの話からそれてしまいましたが、世界平和を
祈るローマ教皇
クリスマスミサに参列することが
できとても良い経験ができたと思っています

私がクリスマスミサに参加出来たのはシスターマリア
おかげです

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「聖体拝領」が終わると、ローマ教皇が拝領後の祈りを
唱えます

祭儀の終わりを告げて、ローマ教皇より「Ite, missa est」
と世の中のために社会奉仕を行うように、派遣と励ましの
言葉が述べられます。

ミサは最後の言葉「missa」に由来し、Missa(ミサ)は
ミッションより派生した言葉です。

信徒はミサで神の言葉と存在を感じ、それぞれが
家庭や職場に戻って神の証を示す奉仕(ミッション)
を行います。

だから信徒は一週間奉仕に励む為に、安息日(日曜日)
や特別な日に教会に出向いてミサに参列するのですね

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ローマ教皇が退場するとフラッシュの嵐が・・・

少しでも近くでお目にかかれるとありがたい気持ちに

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続いてスイス兵も退場します。

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幸せそうなシスターたちの笑顔で大聖堂は
いつまでも和やかな雰囲気に包まれて
いました

※シスターマリアとの出会いはこちら↓
 e-tera.net/Entry/117/

バチカン市庁 Prefettura Vaticano
TEL:06-69881622

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