今回のいい寺は・・・
寺町通りの地蔵盆です♪
お地蔵さんには困った人を救う話や身代わりになる話
など昔話がたくさんあります
どれも、お地蔵さんの温もりを感じさせる
ストーリーばかりですね
8月23日は京都の町々で地蔵盆が行われていました。
この百万遍の大数珠を使って、皆が輪になって無病息災を
祈願して回すのです
普段、通りの御堂で私たちを見守るお地蔵さん
今日は場所を変えてお礼に沢山のお供えをします
そして、お地蔵さんの前で
なむあみだーぶ♪
なむあみだーぶ♪
むかし法然上人が念仏を百万遍唱えて
悪疫を防ぐ祈願をしました
その伝えから数珠の珠を数えながら皆で足して
百万遍念仏を唱えれるようにと百万遍の大数珠が
あるそうです
どうしてこんなに大きな数珠を使うのだろうと
考えてみました・・・
答えは、自分だけではなく、みんなの願いが叶います
ようにという思いが込められているからかな
百万遍大数珠回しの後は流しそうめんで腹ごしらえ
大人も子どももおおはしゃぎ
見ているだけじゃなくて参加しなくちゃ!と
お誘いを受けて私も飛び入り参加しちゃいました
子どもの成長をみんなで確かめ合うことが
できるし、お年寄りの昔ばなしを聞く絶好の
チャンスですね
ヒット!と思いきやスイカが無い!!!
この町のムードメーカー京野菜を扱う八百廣の
ご主人がスイカをこっそりキープ
大人も子どもも大爆笑
もちろんスイカ割りの後は八百廣さんのあま~い
スイカを頂きましたよ
地蔵盆はとってもアナログな温かい遊びでした。
人と人が触れ合う遊び
この町を見守るお地蔵さんは普段はこの行願寺に
預かってもらっているそうです
お地蔵さんのおかげで語り合う機会ができるこの行事
京都の町を歩くとこの日ばかりはどこの通りでも
見かけることができました
夏の風物詩がずっと残っていきますように
親の温もり、地域の方の温かい眼差しを感じた
子どもたちは大人になって、この町から旅立ったと
しても、思い出はずっと心に刻まれていることでしょう!