今回のいい町は・・・
近江八幡とクラブハリエです♪
近江八幡は全国から海外へと活躍の場を広げて
いった八幡商人のふるさとです。
彼らは、江戸時代に天秤棒を担いで全国行脚し
財を得ました
商人屋敷の豪壮な建物が残る通りや、水運の要
として栄えた八幡掘など風情ある町並みを散策
することが出来ます~♪
八幡堀は、琵琶湖を往来する荷船を寄航させる
ため、豊臣秀吉の甥である秀次が整えた全長
6kmの運河です
近江八幡が商いの町として繁栄する基盤となりました
この水路を多くの荷船が行き交ったのですね~
とても賑わっていたのでしょうね
かつて瓦の生産地として知られた近江八幡には
近江瓦など国内外の瓦を紹介するかわらミュージアム
もあり、作陶体験もできますよ
瓦というと屋根の一部というイメージしかありません
でしたが、通路に埋め込まれた美しい瓦を目にし、
思いがけない素材の芸術に思わず見入ってしまいました
大津の石山寺を出て向かった近江八幡
私が一番訪れたかったのは、和菓子舗「たねや」の
洋菓子店『日牟禮ヴィレッジ クラブハリエ』です
暖かなぬくもりのある手作りの時間と環境を大切
にするのが「村」です。
このような村のありかたと生き方を何よりも大切に
したいという思いから、日牟禮(ひむれ)の地を
選んだそうです
大きな特徴はショップインファクトリーという形態を
とっていることです
工場が売り場というお客様と一体感のある店づくりを
されてきました。
自慢のバームクーヘンは熟練した職人さんが一層一層
焼き上げるのでとってもしっとりふわふわです
クラブハリエファンの方もたくさんいらっしゃいますよね
私は名古屋のB-studioでは手に入らない
フロマージュを購入しました
しっとりしていて絶品です
近江商人のポリシーは
「売り手よし、買い手よし、世間よし」でした
自分たちさえよければ、という考え方ではなく、
トリプルウィンを目指したのですね!
彼らは質素倹約の精神で全国を渡り歩いた
そうです
この町が美しく見えるのは、水郷だけではなく、
時間が逆戻りしたような古い町並みが、かつて
ここで生きていた近江商人の暮らしや思いを
感じさせてくれるからかもしれません。
ゆるやかに時間が流れる近江八幡
のんびりと黄昏時を過ごしてみてはいかがですか