今回のいい町は・・・
カンボジアの元となったクメール王朝は
9世紀初頭に成立しました
日本では、平安京に都が遷された頃です
成立して200年後、国が安定しクメール芸術が
花開いていきました
花開いていきました
その象徴的な遺跡が、バンテアイスレイです。
アンコール遺跡群のなかで規模は小さいのですが、
彫刻の技術は抜群です
ひとつひとつのレリーフの線が鮮明に残っていてどれも
目を奪われる美しさでした♪
寺院の中心には三基の中央祠堂があります
世界の中心をなす神々の住むメール山(仏教の須弥山)
を象徴する建物です
中央祠堂には東洋のモナリザといわれているデパター像
があります
があります
バンテアイスレイは「女の砦」という意味でこの女神が
由来となっています。
由来となっています。
あまりの美しさに、フランスの小説家が盗掘に入り
捕まったことも・・・
神様の使いがしっかりと見張っています
建物は、余白が無いほど彫刻で埋め尽くされています。
あちらこちらにヒンドゥー教の神話が描かれていて
神話の世界に迷いこんだような気持ちになります
神話の世界に迷いこんだような気持ちになります
ヒンドゥー教の最高神・ヴィシュヌ神の妻・ラクシュミーが
「ラーマヤナ物語」に登場する猿王スグリーヴァと
その王位と妻を奪った兄ヴァーリンとの決戦の場面
この猿王が孫悟空の原型だそうです。
クメール語の石盤もありました
繁栄の時代を迎えたクメール王朝の歴史、宗教、
芸術に触れて五感で学ぶのには最適の場所です。
芸術に触れて五感で学ぶのには最適の場所です。
衣が真新しい僧侶も見学に来ていました
先人のたどった道を知りここから復興への自信を
取り戻してもらいたいですね
取り戻してもらいたいですね