カンボジア(17)アンコールトムのひみつ

今回のいい町は・・・
アンコールトムのひみつです♪

image4056_1.jpg

ヒンズー教を国教としたクメール王朝において、
仏教寺院・アンコールトムを建立した国王・
ジャヤヴァルマン7世だけは熱烈な
大乗仏教徒でした

 
 DSC_1705.jpg

しかし、彼の死後、再び天下を取ったヒンズー教勢力
により、多くの仏教寺院において、仏像は無残にも
削り取られたり破壊されてしまいました

DSC_1722.jpg

そのような歴史がある中で、なぜアンコールトムに
観音菩薩が残っているのかとても不思議では
ありませんか??

実は、後に改修し第三の目を付け、ヒンズー教
シヴァ神として信仰されたため、壊されることなく
今日まで残っているという話があります

DSC_1723.jpg

少し分かりにくのですが、額の中央に膨らみが
あるように見えます

DSC_1951.jpg

それにしてもアンコールワットやアンコールトムを
実際に目にして改めて驚かされるのは、柱や壁など
建築物のいたるところに施された彫刻の美しさです

DSC_1687.jpg

写真は炊飯の様子ですが、神々の姿を描いたり、
当時の庶民の暮らしぶり戦争の様子をモチーフ
にしたものなど様々なテーマの作品がたくさんあります。

DSC_1684.JPG

クメール人とは容姿が異なる戦士も描かれていました。

漢民族の傭兵だそうです
外国人部隊を雇うほど巨大な国力があったのですね

DSC_1821.JPG

観光客が肩に手を置きポーズを取っています

「知らぬが仏・・・」

最近までは国王の像と思われていたのですが、
実はこの石造は閻魔大王なのです

日本に伝わった閻魔大王とは別人のようですね

こちらはレプリカで本物は博物館にあるそうです
本物でなくて良かったですね

DSC_1764.jpg

長い年月を経て遺されてきたものには諸説あり
それもまた面白いですね! 

カテゴリー: カンボジアで平和を願う   パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>