私のいい寺「万松寺」②

今回のいい寺は・・・
万松寺②です☆

万松寺奥の院には沢山の神様や仏様がみえます。

6ad45212.jpg
重軽地蔵さんです。
不思議な名前ですね~。
このお地蔵さんに御願いする時に
叶えてくださるなら軽くなって!」と念じて持ち上がれば
願いが叶います。
でも「動かないでください!」と念じて持ち上がらない時も
願いが叶うそうです。
やさしい心のお地蔵さんですね

DSCN2023.JPG
重軽地蔵の手前に百度石があります。
百度石を基点にして何度もお参りします。
回数を重ねていくうちに雑念が消えて、洗練された心で
お参りできるようになります。
百回お参りすればお地蔵さんの重さも関係なくなるのかも
しれませんね。

304042ad.jpg
経済的に困っていた万松寺を救ったお稲荷さんは全身舎利
(魂かな?)となって宝篋印塔(ほうきょういんとう)に
納まっています。
困っている人がお参りすれば無量の福徳を得る事が
出来るありがたい塔だそうです

DSCN2022.JPG
全身舎利が入っている証ですね!

b2f0a0ad.jpg
信長の父信秀の墓も宝篋印塔です。
この塔のもうひとつのご利益はお参りする人の罪が許されて
地獄の門が閉まり、極楽へ行けるそうです。
後ろの塀は「信長塀」といいます。
信長が桶狭間の合戦の折、熱田神宮で戦勝の祈願をして
勝ったお礼に熱田神宮にこの形の塀を築造したのが始まりです。

7269a0a3.jpg
現代風の本堂ですね。

50724eac.JPG
本堂の中です。
本尊は十一面観世音菩薩です。

本堂を見上げると、織田家の家紋がついた扉が開き、
中から舞台がせり出し信長が現れます
PB040734.JPG
PB040739.JPG
PB040750.JPG
万松寺で行われた父信秀公葬儀で抹香を位牌に投げつけた場面桶狭間の合戦に出陣する前の舞を再現したものです☆

DSCN2014.JPG
地下1階地上5階建てのハイテク本堂からは想像がつかない程の
歴史と、時代を越えて遺されてきた宝物が詰まったお寺でした。

カテゴリー: 名古屋 《大須》   パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>