今回のいい寺は・・・
総見寺です☆
名古屋大須の中心地、大須公園の前にあるお寺です。
立派な仁王門が目を惹きますね
織田信長公由緒地と書いてありますね。
織田信長の戒名は「總見院殿贈一品相国泰岩大居士」です。
總見と名の付くお寺は全国に四ヶ寺あるそうです。
総てを見る・・・だなんて信長らしいですね!
織田信長が安土に建てた遠景山摠見寺(1573~91)
豊臣秀吉が京都の大徳寺山内に供養のために建てた總見院(1582)
次男織田信雄が建てた大須の景陽山總見寺(1583)
清洲越しで移転した總見寺の跡地に尾張藩主徳川義直が建てた
興聖山總見院(1644)です。
織田信長が建てた安土の寺だけは「總」が「摠」の字になっています。
各寺に織田信長の墓がありますが、その他に京都の本能寺、妙心寺、境市の南宗寺、高野山奥の院、静岡の本門寺など全国各地に
廟所や供養塔があるそうです。
京都の三十三間堂の中にも仁王さんがいますが、その仁王さんを
モデルにしてこちらの二体の像を作られたそうです。
仁王さんの力強さが織田信長の菩提寺にぴったりですね!
この仁王門の像は地元の職人が制作したそうです。
三宝荒神です。
一般には「お荒神さん」と呼ばれ、竈(かまど)を守る神として知られています。
又、一家の盛衰をつかさどる屋敷神でもあるそうです。
三宝は仏教の三つの宝『仏、法、僧』を表します。
※コノハズクの鳴き声は「ブッ・ポウ・ソウ」と聞こえ仏・法・僧の三宝を
象徴するとされた鳥で愛知の県鳥です。
三面大黒天です。
正面が大黒天、向かって左が毘沙門天、右が弁財天の
三天合体の姿をしています。
大黒さんは、商売繁盛の守り神です。
頭巾をかぶり、左肩に大袋を背負い、右手には願いを
かなえる打出の小槌を持って私達に大福徳を与えてくれます。
信長公の旧墓です。
万松寺の信秀公の墓を同様に宝篋印塔の形をしています。
父の供養と織田家の安泰を願って、次男織田信雄は總見寺を
建立して宝篋印塔を建てたのでしょう。
※このお墓は台風で破損してしまい、新たに墓所がつくられました。
お墓の中には遺骨の代わりに愛刀が納められているそうです。
お墓の形は万松寺で拝見できます↓
e-tera.net/Entry/24/
總見寺のすぐ近く大須公園の角にあるタピオカドリンク専門店
クイックリーです
タピオカ入りミルクティをチョイスしてみました。
タピオカがもちもちしていておいし~
いつも行列が出来ています
みんな大須公園の噴水に腰掛けて飲んでいますね~
大須公園から總見寺の仁王門に向かって手を合わせるだけで
ご利益がありそうですね