今回のいい寺は・・・
東本願寺名古屋別院です☆
ここも大須の門前町を形成する寺ですね。
真宗大谷派の別院としては全国最大規模で、
尾張門徒には「東別院」 「御坊(ごぼう)さま」
と呼ばれ親しまれています。
尾張藩第二代藩主・徳川光友より織田信長の居城「古渡城」の
跡地約1万坪の寄進を受けて建立されました。
この城で信長が元服したそうです。
とにかく広くて大きいですね。
昔の本堂も名古屋城と並ぶほどの大建築だった
そうです。
この本堂は第二次世界大戦の戦火で全焼し1962年に
再建されたものです。
手洗い場の石鉢には漱水(そうすい)と彫ってあります。
「すすぐ」「口を洗う」「うがいをする」という意味だそうです。
仏教では人間の行為(はたらき)を身(からだ)と口(ことば)と
意(こころ)の三つで表します。
浄水で手や顔う事によって身を清め、口をすすぐ事によって
言葉を、そして身体を落ち着かせる事で意を清浄にするとの事です。
昔の本堂を図面通りに再現したそうです。
中に入って静かに手を合わせました
本尊は阿弥陀如来です。
本堂の隣には対面所という建物があります。
ここで定例法話が行われているそうです。
今日もお話を聞きに門徒さんが集まっていました。
この東門が一番古い建物です。
別院の東側には名古屋テレビがあります。
名古屋テレビの玄関前から東別院の参道が
始まっています。
きれいに歩道が整備されています。
この標識はインド玉石で出来ています
参道の所々にお釈迦様の生涯のモニュメントが置かれて
います。
「誕生」、「降魔成道」、「初転法輪」、「涅槃」、「伝教伝来」と
一生が描かれています。
お釈迦様が悟りを開かれた場面が描かれています。
東別院界隈は境内の裏側に徳川光友が建立したお寺や、
仏壇街で形成されています。
ここにも色々な歴史がありそうです♪