今回のいい町は・・・
嵯峨野の秋です♪
嵯峨野の秋です♪
秋の賑わいをみせる嵐山
渡月橋から眺めた法輪寺の多宝塔と銀杏の樹
晩秋の錦絵巻がここにあります
嵐山に来たら保津峡下りで紅葉に囲まれたり
嵯峨野の空気を吸いながら散策すると
田舎風景が味わえます
嵯峨野の代表的な風景といえば
茅葺き屋根の落柿舎
昔々、松尾芭蕉の門人、去来の草庵でした
芭蕉も草庵に滞在し、この地で嵯峨日記を
著しました
落柿舎の名称は実った柿が大風で一晩のうちに
全部落ちてしまった事から付いたそうです
落柿舎の近くに西行法師が使用したと伝わる
井戸があります
その横に、去来の遺髪を埋めたお墓もあります
自然石に彫られた「去来」の二字
飾りのない墓石から俳人の人柄が伝わってきます
ここには、西行法師と去来を偲び讃える人々の
句碑が整然とならんでいます。
数の多さにびっくりしました。
いつしか葉も落ち、紅葉のシーズンが終われば
人影がまばらになっていきます
草庵の柿の木には熟した実が落ちずに
残っていました。
しばらくしたら鳥が食べに来て
柿の実も無くなるでしょう。
そしてまた、春を迎えます