今回のいい寺は京都の風景です☆
京都のお寺の見事なのは、周囲の自然と一体になることですね。
借景の美ともいます。
自前の庭が箱庭でも周りの自然を取り込むことによって奥行きの
ある広い庭に見えます。
これには周囲との調和が無いと成り立ちません。
一ヶ所でも景観を壊すものが建てば全てが台無しになります。
ですから景観を保存することは大変な事なのですね。
永観堂の多宝塔から市内を眺めますと全体が境内のように見えます。
ここは琵琶湖疏水記念館前の噴水です。
この疎水が市内で使用する上水道となります。
京都市内には加茂川と桂川という代表的な川が流れていますが、
飲料水は琵琶湖の水に頼っているのですね。
夕方の川辺の雰囲気も好きです。
もう少し景色を見ていたいなと思うなかで日が沈んでしまいます
こんな感じで今年も終わりそうですね。
来年は永観堂から眺めた西の山・嵯峨野や嵐山を巡ってみたいです。
まだまだ訪れたいお寺はたくさんあります。
皆さんの「いい寺」がありましたら教えてください♪
来年もたくさんの出会いを期待しています。