名古屋★恵方参り★

今回のいい寺は・・・
名古屋の恵方参りです♪

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のつぼみが膨らんでいます。
草木は冬の眠りから覚めて動き始めました

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2月3日は『節分の日』です。
各地で豆まき恵方参りが行われます。

恵方は、めでたい神様・歳徳神のいる方角です。
この神様は一ヶ所に留まらずに、年ごとにその居場所を変えます
そこで「今年の恵方は○○○」ということになります。

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この方角は他の悪い神様の影響を受けないそうで、歳徳神の
にあやかるために恵方の神社・仏閣にお参りをします。
恵方は自宅からの方角で、本来は正月や節分だけでなく、
1年を通してお参りするそうです。

ところが、名古屋の恵方は『名古屋城』を中心に方向をみます

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400年前に徳川家康の命により、尾張の国の中心として
名古屋城が築かれました

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造営には全国の諸大名があたりました。
石垣や土台の石には関わった大名の印が残っています。

後に、尾張の国を守護する観音様として尾張四観音
崇拝されるようになりました。
尾張四観音は北の甚目寺観音・南の笠寺観音・東の竜泉寺観音
西の荒子観音で、恵方参りの方位寺となっています。
恵方に当たる年の方位寺では、節分の日に多くの参詣者が
福を求めて訪れます
恵方は暦の干支によって決まります。

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2008年の恵方は、丙(ひのえ)の方位の南南東です。
名古屋城から見ると、栄の繁華街を超えた向こうですね。

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旧名古屋城は戦争で消失し、現在の城は昭和34年に再建されたものです。
城内の中心に螺旋階段があり、見下ろすと城の高さが分かります

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各階に尾張の歴史を伝える資料や、町並みを再現した展示物が
沢山あります。
リアルですね・・・

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今年の恵方は『笠寺観音』です。
山門にはが寺紋の幕が張られ、節分の準備万端です。

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「鬼は外」

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「福は内」
地方によっては「鬼は外」と言わない所もあります。
節分に恵方の観音さんにお参りして、福を呼べば安心して1年
過ごせますね

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また四観音とは別に大須観音では、城内中心の中心恵方として
毎年盛大に豆まき宝船行列が行われます。
例年、節分の福の神は地元財界のトップの方が務めますね。

名古屋では観音様の信仰が盛んで、四観音の方位寺と
大須観音は多くの参詣者で賑わいます。

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