名古屋デザインと昔を偲ぶもの★

今回のいい寺は・・・
中村発・名古屋のデザイン文化です★

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名古屋の玄関口・名古屋駅は、中村区にあります
最近、高層ビルが建ち並び元気な名古屋の象徴になっています。

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愛・地球博より以前に、名古屋デザイン博がありました。
今から20年前ですが、その頃から名古屋も都会の
仲間入りをする為に頑張ってきました。

今、1番目を引く建物は「名古屋モード学園」 のビルです
スパイラルタワーと名がつくように…ねじれています★
初めて見たとき驚かされました

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豊国神社から見た大鳥居です。
中村区のシンボルです★
この鳥居を潜れないものは無いというくらい大きいです。
昔は、大きなものといえばこの大鳥居だったそうですよ!

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中村公園文化プラザの2階に豊臣秀吉・加藤清正記念館
あります。
戦国時代のダイエットスリッパみたいですね・・・
足半」といい、戦闘時に動きやすいように草鞋の後ろ半分を
省いたものです。
名古屋人の作る物は大きなものばかりではありません。
機能的なものもあります。

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豊臣秀吉の兜です。
飾りは孔雀をイメージしているのでしょうか?
手の込んだ作りですね。
これならよく目立ちますね

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名古屋銘菓 【両口屋是清】の『千なり』です。
普通のどら焼きですが、よく見ると・・・
豊臣秀吉の馬印千成瓢箪』が描かれています。
それで「千なり」。。。
豊臣秀吉に興味が無いと名前の由来は分かりませんね。

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豊国神社の手洗い場の蛇口です。
瓢箪から水が出てきます★

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中村区を散策すると・・・
朱塗りの壁の昔の建物がありました。
普通の民家より造りが頑丈に出来ているようです。
この辺りは遊郭だったので、昔を偲ぶ建物が残っています。
今では、料亭や医療関係や福祉関係の施設として活用されて
います。
新しいものだけでなく、昔の建物を残すために工夫をしていますね。

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立派な塀を見つけました
昔はこの塀で外界と仕切られた世界がこの中にありました。

向こう岸の彼岸(ひがん)に対して、こちら岸の此岸(しがん)・・・
サンスクリット語で彼岸【ハーラミー】に対して此岸【シャーハー
『シャーハー』が転じて「娑婆(シャバ)」になったと言われています。

娑婆はサンスクリット語で忍土の意もがあります。
この世は耐え忍ぶ娑婆世界で、遊郭の塀の向こう側に
 自由な別世界がある」
これが最初の使われ方でした。

しかし、塀の中で働く女性にとっては「娑婆」こそが自由な世界で、
いつの日か自由な娑婆世界に戻りたいと願う気持ちがありました。
そこから【娑婆】=「自由」といわれるようになりました。

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昔を偲ぶ建物の中には、悲しい物語が隠れている事もあります。
歴史を紐解いていくと全く違う真実が見えてくる事もあります。
その歴史を見るときには、その裏側を見ることも大切ですね

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