花まつり★お釈迦様の誕生日

今回のいい寺は・・・
花まつり釈迦様が生まれた日です。

DSC_1535.jpg

お釈迦様はお生まれになると、七歩あゆんで天と地とを指し示し
「天上天下、唯我独尊」と言われたと伝えられています。

天に地にも、二つとない、尊い命
生命はこの地球上でただ一度、ただ一つしか生まれてこない。
私達自身がその命の表れなのですね

DSC_1519.jpg

お母さんは、命を宿した時にツワリが始まります。
この命は自信の分身では無く、尊い一つの命という事を身体が
自覚するのでしょうか。
そして、産みの苦しさからかけがえの無い命を感じるのでしょう★

ある産婦人科の先生が、
「母は私が産まれた時に、私に向かって自然に手を合わせて
 拝んだそうです 
 私が母の分身ではなく、尊い一つの命と悟って行ったのでしょう。
 その話を聞いて、私はこの道を選びました。」と講演会で話していました。

しかし、本来支えあうべき家族のなかで痛ましい事件が起きています。
当たり前の事ですが、今、命の尊厳を見つめなおしたいものですね。

7d6a2b9d.jpeg

イエスを抱くマリア様です。

母の温もりの中で、心を養うのですね。
1(歳)で自己を知り、2で自他を知り、3で心がめばえるそうです。
その成長の支えが母の愛でしょう

お釈迦様は、親を亡くした弟子に、
「心がめばえる三歳まで育てて頂いた感謝の気持ちで
三年間はご供養しなさい。」と教えたそうです。
子供は三歳になるまでは特に手がかかりますよね。

日本では「母の背中の温もり」と言いますね。
抱っこよりも、おんぶの方が大切と考えられたようです。
母の背中の温もりを感じながら、母と同じ視線で物を
見る事で、自然に母の心が伝わるのでしょう

DSC_1370.jpg

花梨の花です
小さな花ですが、大きな実がなります。

沢山の花を咲かせますが、その中で残って実が付くのは
わずかです。

それでも無駄な花はありません。
一生懸命咲いているのですからね

人間も花も一緒ですよね

DSC_1544.jpg

今日は花まつり
花御堂に祭られた誕生仏に甘茶を注いで、お釈迦様の
誕生日をお祝いします

DSC_1352.jpg

誕生したときに甘露の雨が降ったという言い伝えが甘茶を
注ぐ風習となったそうです。
甘茶は山紫陽花の仲間で、飲むと柔らかい甘みがあります。

甘茶で墨を磨って字を書くと上達するそうです。
また家の周りに撒くと虫が寄らないと言われています。

今日は母の愛にも感謝しましょう!!

カテゴリー: お釈迦様について   パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>