今回のいい寺は・・・
京都 新旧散策寺町通りです♪
現在の通り名としての《寺町通り》の誕生は、天正18年(1590)。
豊臣秀吉による京都大改造計画の一環で、洛中に散在していた
寺院をこの地の東側に移転させたのがきっかけで《寺町》の
名前が付きました。
寺町通りには老舗が集まっています。
長年愛された逸品も、時代にマッチした新作も・・・
《京のほんまもん》に出会えます
エコバッグとは違う、「折って結んで、運ぶ」
風呂敷は豊かな日本人の知恵を感じます
セレクトショップ《torinouta》
2階に上がるとフランスのお菓子、カナダの蜜蝋キャンドル、
オーガニックコットンのインナーなど店主が欧州から
見つけてきた雑貨で埋め尽くされていました。
骨董品店で店主の説明に聞き入る人も
お茶の文化が成熟している京都で誕生し、以来290年にわたって
愛され続けている日本茶専門店《一保堂茶舗》です。
扱っているのは、上品な香りとまろやかな味わいが特徴の
宇治製法によって作られた京銘茶です
全て試飲することができます。
喫茶室ではおすすめの淹れ方を教わり、自分で淹れてみる事で
その香りや味を楽しみながら感じることができます♪
古い町並みに交じって、普段使いのレストランや
セレクトショップが点在しています。
ため息がこぼれるほどの逸品ぞろいの老舗と、
活気あふれる旬の人気店が仲良く軒を連ねています。
作家ものを中心に、ハイセンスな雑貨をセレクト
シンプルな陶器はいくつでも集めたくなりますね♪
外国のキャンドルとはひと味ちがう雰囲気の日本の
《和ろうそく》
最近は華やかな絵ろうそくも見かけますね。
こんな《和》もあった!と感じさせてくれるお店でした。
アンティークショップで見つけライトはどこか幻想的な
雰囲気でした
新しくOPENしたホテル《SCREEN》のロビーです。
一室ずつ異なるデザイナーが手がけた部屋は全部で
13室。
ホテル内のセレクトショップではブリザーブドフラワーや
オーガニックのコスメなどが売られていました。
美しいカラーのグラデーションが印象的なインセンス。
昔ながらの香木とはまた違うスタイリッシュなお香ですね。
寺町通りは、斬新な店と伝統を守る店が共存していました。
そこに、京都の寛容さが窺えますね。
大きな数珠が玄関先に飾ってあった《安田念珠店》をのぞいて
みました
色とりどりの数珠がありました。
専門店だけあって種類が豊富ですね。
宗派によって使う数珠が違うそうです。
目に留まった《本珊瑚念珠》です。
この淡いピンク色の珊瑚は、私達が普段見るサンゴとは
違って海底の深いところに生息しているそうです。
大変貴重なものなのですね。
数珠屋さんの前には《矢田地蔵尊 矢田寺》がありました。
寺町通りや新京極には小さなお寺や神社が点在しています。
通りに面した腰掛けに座る二人
仲の良い二人は何を願っているのでしょう
提灯の赤が華やかですね。
ここの大日如来のご利益で幸せになれますように・・・
御堂の前には、鰐口の横に梵鐘がありました
この寺の梵鐘は六道珍皇寺の『迎え鐘』に対して『送り鐘』
と呼ばれています。
亡き人の霊(塊)を冥土に送る鐘だそうです。
「安らかにいってください」との願いを込めて鳴らすのでしょうね。
梵鐘は、大晦日の除夜の鐘や時を伝えるためにあると思って
いましたが、鐘にも色々な意味があるのですね!
次は、鐘楼門の似合うお寺を訪ねて長野・飯田市に行ってみます♪
※一保堂のお茶を頂きました。
いい寺★《家お茶①》はコチラ↓
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