いい寺★浄瑠璃寺を散策して

今回のいい寺は・・・
浄瑠璃寺を散策します♪

当尾の里にある浄瑠璃寺は、のどかな田舎の寺
という感じがします

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参道の入口にあるこのお店は八百屋さんでしょうか!
観光地のお店のような賑やかさはなく、山あいの
直売所のような雰囲気です

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吉野葛に葛きり、柿羊羹、わらび餅粉・・・
奈良の名産がたくさん売られていました

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参道の食事処の土塀です。
昔は、土塀を造るのに2年ほどかかったそうです
藁と土を混ぜて発酵させて粘りが出てから使うので
ハンマーで叩かないと崩れない程丈夫だそうです
時間をかけて土を作ることから始める・・・
今ではそのように時間をかけて作ることが少なくなって
いるようです。

丹精を込めて作ったものは崩れにくい・・・
何でも簡単に出来るものの便利さに私達は恩恵を受けて
いますが、こうして手間隙をかけて作ったものが崩れにくい
ものである事を、今回土塀について調べる中であらためて
知ることができました。
土塀が2年もかけて作られていて、それが非常に崩れにくい
ものであるという事にとても驚きました

これは、単にものだけではなく、お客様への思いを、紡ぐように
手間隙かけてサービスを提供しているお店などにも共通して
言える事で、人の心に残る、人の心を打つものは、そうした
手間暇》をかける中にあるのでしょうね!

なんでも、「簡単に出来る事が良い」という現代に生きている
私達に、ハっと気付かせてくれた《古きよき物》でした。

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参道を歩くと山門が見えてきました
参道も山門も観光寺院とは少し違う雰囲気です。
緑の眩しい、のどかな山寺
浄瑠璃寺の境内に入っていきます

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山門の両側にはお地蔵様がいました。
赤いおべべには経が書かれています。
を込めて作ったのでしょうね
竹の花筒に野花を活けてありました

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境内に入ってまず目に飛び込んでくるのがです。
浄瑠璃寺は境内の中心に伽藍が配置されていないようです
この境内の中心となっています。
入口から境内へ入ったとき、何か他のお寺と違うような
気がしました。

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池の周りを時計回りに歩んでまずお薬師さんにお参りを
します
対岸の阿弥陀堂を眺めながら三重塔に向かいました

対岸から眺める風景は池と阿弥陀堂と樹木、ただそれだけですが、
昔から変わらずに皆さんが見てきた風景でしょう。

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阿弥陀堂とは対照的に鮮やかな朱色の三重塔です。
東方瑠璃光薬師如来が祀られています。
この朱色が東から昇る太陽の輝きを表しているのでしょうか。
薬師如来の放つ瑠璃光は、如来が太陽に照らされて光る
輝きなのでしょう
地球が太陽に照らされて瑠璃色に輝くように

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浄瑠璃は東方薬師如来の浄土を表します。
このお寺の本尊は元々阿弥陀如来ではなく薬師如来でした。
創建当時から薬師如来は、小さな庵に祀られていたそうです
その後、平安時代に移築した三重塔に移して現在に
至っています。

本尊を小さな三重塔に祀り、境内を広く使う・・・
仏の世界全体をこの境内で表そうとしたのでしょうか。

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手前の灯篭の中から池の向こうを覗いてみると
池の真ん中に置かれた対岸の灯篭阿弥陀堂
の中心がほぼ一直線に並びますね。

池の両岸に同じ灯篭が建っています。
それぞれが対岸からの目印になっているようですね
この池は、この世(三重塔側)からあの世(阿弥陀堂)へ
渡る《三途の川》を表しています。
この世とあの世にある灯篭は、渡るときの目印か、渡った
後の足元を照らす灯りでしょうか。

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中之島に祀られた社にお参りするための橋が架かって
いました。
池に落ちてしまいそうな小さな石橋ですね!

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池の周りの参道には、いたるところに石仏が祀られて
いました。
お地蔵さんとお釈迦様のようです。

池泉回遊式庭園では、池の周りを歩きながら景色の
変化を楽しむことが出来ます
そして参道の傍らに祀られた仏様に手を合わせると
智恵をいただけそうな気がしますね

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対岸の阿弥陀堂から見た三重塔です。
近くより対岸から見た方が、視界が開けて朱色の三重塔と
緑が調和して良い眺めです
自分自身(こちら岸)は見えなくても、相手(対岸)は良く見える
のと一緒ですね。
あの世の先祖も私達の事をしっかりと見ているかもしれませんね。

私達人間も『自分から見た自分』は良く見えているように
思っていても、実は『他人から見た自分』の方が良くも
悪くも、客観的に(正確に)見えているという事はあります。

自分はそんなつもりはなくても、他人からはそう映っている…
案外《客観的に見た自分》の方が正確な姿かもしれませんね
時々に他人からどう映っているのかを自省する事は必要
な事かもしれませんね!

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この池は阿字の形をすることから、阿字池ともいいます。
阿字は、大日如来を表します。
大日如来は宇宙の中心にみえる根本佛です。
その大日如来と向き合う阿字観(あじかん)は、自分自身を
振り返り
ながら自分の本来の心をさらけ出して、清らかで
穢れの無い心を感じていく瞑想法です。
※中之島で阿字の真ん中を表していますね。

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阿字池を眺めれば、自然に真言宗の瞑想法・阿字観(あじかん)
を行うことになるそうです。
この池に余分な物を捨てて本来の自分自身の姿を映しだす
のでしょうか。

阿字池が境内の中心にあるのは、真言宗の本尊・大日如来の
存在をこの池で感じる為でしょうね。
そして、池の周りを巡りながら自然と一体となり、
自然の智恵を頂けたら良いですね!

次は、彼岸の本尊・九体阿弥陀堂に入ってみます

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