大分の自然を散策する★

今回のいい寺は・・・
大分の自然についてです♪

九州には、阿蘇、霧島、桜島と雄大な自然がありますね!
大分にも国東半島九重連山耶馬渓と豊かな自然があります。
温泉地を巡りながら自然に浸りたいですね

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山は天候によっていろいろな姿に変わります
遥か遠くまで見渡せることもあれば、視界がきかいないことも
あります。
澄んだ渓谷も雨が降れば激流となり、濁流となって家を
飲み込むこともあります
そして、何事も無かったように清流に戻っていきます
人間の生活とは関係なく、淡々と自然は変化を繰り返して
いますね。

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映画「もののけ姫」では、その自然の力神秘さシシ神
表わしました。
シシ神はこのような山中に潜み、夜になるとディタラボッチ
なって山々に現れて自然界の活動を促しているようでした。

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悠然と歩むディタラボッチ
その姿は、私たちが住む世界とは無縁な、幻想的な存在で
あることを示しているようでした。

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ディタラボッチが現れると、森の精霊・コダマが応えるように
現われて活発に動きまわりました。
夜の世界の主役は、彼ら精霊なのですね

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新日本三景に名を連ねる景勝地・耶馬渓です。
緑豊かな渓谷と、切り立つ岩肌が東西36キロ、南北32キロに
及び、本耶馬渓、深耶馬渓、奥耶馬渓、裏耶馬渓に分かれて
います。
ここの流れが山国川となり中津を通って海につながって
います。
途中には、青の洞門羅漢寺があります。

※新日本三景は、北海道・大沼公園、静岡・三保の松原、
 大分・耶馬渓です。

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澄んだ水の流れと苔むした石
川石で、これだけ苔が生えているのも珍しいですね
この苔の生え具合が、より幻想的に見えます。

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道なりに苔深い渓谷が続いていて車窓の外に
目を奪われてしまいます

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もののけ姫」に登場したシシ神です。
生き物に命を与えたり奪ったりする力があると言われています。
私たちは自然界から恵みを頂いていますが、時には災害に
より甚大な被害を受けることもあります。
その自然界の姿をシシ神で表したのでしょう。

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物語では、シシ神の首には不老不死の力があるといわれ、
人間から狙われました
そして、首を落とした瞬間から自然は見る見るうちに変化し
壊れていきました
不老不死の力を手に入れたとしても、壊れた自然のなかで
人はどうやって生きていくのでしょう

不老不死は、世界を征服した人間が自然の摂理に逆らい
すべてを手に入れようとする浅はかな考え方でしょう。
無常の世の中で「自分だけは変りたくない」と思う気持ちが
時として、私たちを間違った方向に進めてしまいますね。
 

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四季の変化を通して、自分も変わることを自覚したら、毎年の桜、
紅葉、それぞれの年齢における四季の移り変わりを楽しむことが
できるのではないでしょうか

人は病気になるからこそ、自分を見つめ直すことができますね。
病気になったり、老いることによって死を意識し、それによって
生き方やあり方を考え直すきっかけになっているように思います。
そういう意味では不老不死を得てしまうと、人間はあるべき人間の
生き方を目指さなくなるのではないかと思いますし、不老不死を
求めるということ自体権力者のおごりと歪みなのかもしれません。

死を感じるから生を見直すのだと思います。

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こうして渓谷を散策すると、四季を感じることができます♪
自然散策はリフレッシュと同時に、心に栄養をくれますね。
また来週もがんばろう!という気持ちにさせられます

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シシ神の住む森には精霊・コダマがいました。
ただ木が生えているのではなく、たくさんの力が働いて森を
形成しているのでしょう。

大木が伸びるのには周りの栄養があってこそ成り立ちます。
見えているものだけで、生き物が存在しているわけではない、
見えない力をたくさんのコダマで表現しているのかもしれない
と思いました。

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耶馬渓にも、精霊・コダマが現れそうです。
自然そのものであったシシ神が首を切られたとき
コダマたちもバタバタと倒れていきました。

それは開発によって失うものを表しているのでは…
精霊が棲む自然豊かな場所をいつまでも残したいですね

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たくさんの力が森を形成しています。
そして森の広葉樹は長い年月をかけて腐葉土となり
植物性のプランクトンを通じて海へと運ばれます。
を創るのですね

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お店の前では炭火で焼いた団子が売られていました
自然のなかで食べるお団子ってどうしてこんなにおいしいの
でしょうね

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渓谷を出て景勝地《青の洞門》を通り、秘境にある羅漢寺
向かいます

 

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