今回のいい寺は・・・
大相撲の世界です。
暑い名古屋場所も終わりました。
ご当地力士・大関琴光喜も頑張りましたが、
横綱・白鵬が貫禄の優勝でした。
若・貴時代の後、低迷していた相撲人気も海外からの
力士が活躍するようになって人気を取り戻してきましたね。
幕内力士の土俵入りです。
化粧回しも大相撲の花のひとつですね♪
出身地や出身校、相撲の意気込み等、デザインには
こだわりがみえますね。
グルジア出身の栃ノ心
グルジアはブドウの名産地のようですね。
故郷へ馳せる思いが感じられます
元大関の雅山
大関から落ちても相撲を取り続ける古株の力士です。
化粧回しの『初心』の言葉にハッとさせられました。
長く続けていると、どうしても忘れてしまう言葉ですね!
横綱・白鵬の土俵入りです。
太刀持ち、露払いを伴って貫禄がありますね。
横綱・白鵬の不知火型の土俵入りです。
両手を斜め前に突き出す攻撃方の姿勢です。
不知火型の土俵入りをすると横綱の選手生命は
短いといわれますが、今場所の白鵬の勝ち方を見ると
当分の間白鵬時代が続きそうですね。
横綱・朝青龍の土俵入りです。
こちらは雲竜型で攻めと防御を表す型です。
今場所は、怪我で途中休場となってしまい残念でした。
土俵入りが終わると早速、呼び出しの皆さんで土俵の
整備がされます。
土俵の周りでは多くの役割が分担されています。
それぞれが一生懸命に行うことによってスムーズに
取組が進んでいきます。
一生懸命な姿といえば高見盛ですね。
がむしゃらに向かう姿勢と、勝ち負けで違う表情を
するところなど、観客を惹き付ける力を持った方ですね。
懸賞金がかかるのも多いです。
対戦相手も力が入りますね!
相撲の魅力は立会いの一瞬ですね。
この一瞬、一点に全てが集中します。
取組を伝える呼び出し
自身の名前を静かに聴く豊ノ島
力と力がぶつかる真剣勝負
一瞬で勝負がつきます
そして、いよいよ横綱の取組です。
朝青龍の後ろ姿には横綱の風格が漂っています。
立行司の衣装も最高の出で立ちで脇差を備え
持ちます。
脇差は差し違わない覚悟を表します。
呼び出す声にも風格がありました。
拍子木で結びの一番を告げます。
全ての役者が揃い、いよいよ最後の一番です。
この雰囲気を味わうと、横綱の強さが伝わってきます。
ただの力士ではない横綱の重み。
そして、その一瞬を引き立てるそれぞれの役者達。
丸い土俵に横綱と立行司に立呼び出し・・・
この円での一瞬の勝負のためにたくさんの人の力が
集まっているのですね。
横綱の風格、全てを背負って立つ姿に観客の
目は釘付けでした
次は流れに戻って大分・山国川を下っていきます