今回のいい寺は・・・
京都・東福寺です♪
久しぶりの京都記事ですが・・・
これから紅葉が始まり、京都に観光で行かれる
方も多いと思います
東福寺の開山・聖一国師です。
聖一国師は、現在の静岡市葵区栃沢で平家の落武者
の子として生まれました
宋に渡って禅宗の教えを学んで帰国し、最初は福岡
付近で布教活動をして、福岡市内の承天寺を開いて
住職になりました。
当時、疫病が流行り聖一国師を施餓鬼棚に乗せて
町衆が担いで町内をまわり、国師が水を撒いて疫病
退散の祈願をしました
その功徳によって疫病が退散したことから博多の
祇園山笠が始まったそうです
その名声が都まで届き摂政・九条道家の耳に入り
道家は京都・九条に東福寺を創建し、聖一国師を
迎え入れました。
奈良にある最大の寺院・東大寺や、繁栄した
興福寺のように。。。と願い「東」と「福」の字を
取って、「東福寺」と寺号をつけました。
※道家は天皇家の外戚として鎌倉幕府の将軍の父
として関白まで上り詰めた権力者です。
聖一国師が宋から日本に伝えたもので有名なものが
３つあります。
まずはお茶
それから博多人形
そばとうどん
昔は留学僧が文化の伝承者でした
東福寺と聞いてまず思い浮かべるのが紅葉ですね
燃えるように真っ赤な境内を見に行きませんか
この境内の楓も聖一国師が宋から持ち帰ったものです。
開山堂の瓦屋根の上にさらに杮葺きの二階が見えます。
面白い作りの建物ですね～～
屋根のてっぺんには宝珠の飾りが。
炎のような飾りにはどんな意味があるのかな
この立派な山門は、日本最古の山門で屋根が
二層になっています。
軒が外に張り出しているので、外側にも支柱が
ありました
仏堂の前には聖一国師の生まれ故郷・静岡市
栃沢のお茶の苗が植えられていました
仏堂の隣には禅堂があります。
修行僧は主にこちらで修行をします。
東司（とうす）はトイレの事です
東にあるのが「東司」、西にあるのは「西浄」と
いいます。
何があるのか、狭い隙間から一生懸命
中をのぞいている人がたくさんいました
お金を投げ入れる人がいっぱいいるみたいです
ここトイレですよね･･･
東福寺で１番の紅葉スポットといえばこの通天橋
ですね
もうすぐ紅葉の時期です！
みなさんももみじ狩りにいかれますか～～～
今年も京都に行きたいと思っているのですが
どこかオススメがあったら教えてください
《記事中のそばのお店》
奈良・浄瑠璃寺門前の「吉祥庵」はコチラ↓
そばもくずきりも絶品ですっ
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