京都☆大徳寺・龍源院

今回のいい寺は・・・・
大徳寺山内・龍源院です♪
 
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方丈(本堂)の襖には優しい眼をして
躍動感のある竜が描かれています
 
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龍の姿に恐ろしさを感じることもありますが・・・
龍神として崇めたり
中国皇帝のシンボルとなったり
自然現象を龍にたとえたり
西洋ではドラゴンとなったり
龍は空想上の生き物なので世界各地で色々な話や姿と
なりますね
 
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この竜は方丈正面右側の襖から始まり・・・
仏の世界から現れたように描かれています
 
正面の本尊さんの前には龍源院歴代の和尚さんの
頂相(姿)が飾ってありました。
 
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正面左側の内陣には龍源寺の開基・能登の畠山義元、
豊後の大友義長、周防の大内義興の位牌が祀られています。
この各地に勢力をもった領主が意を同じくして創建して
東渓禅師を迎えたそうです。
 
『一大名で創建する力があっても功績を分かち合う』
 
東渓禅師は、この様に導いた和尚だったのでしょう。
 
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竜源院には趣向を異にした庭が四方にあります
方丈前は鶴島、亀島、蓬莱山を配した「一枝坦」
 
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方丈裏には仏界の須弥山を表す石組を中心に
杉苔で大海原を表した庭があります。
 
ここに龍が棲み「龍吟庭」というのでしょうね。
禅宗の庭は、造りはシンプルですが大きな世界を想像させますね
 
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ここには、豊臣秀吉と徳川家康が対局したといわれる
碁盤があります。
大きな時代を築いた二人ですね!
 
 
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余分な物を排除した造りの禅宗寺院
 
私たちはいろんなことを想像できますね
 
龍源院は、大徳寺山内で常時拝観ができる
数少ない寺院の一つです。

私はシンプルなお庭がスキです
みなさんもぜひ行かれてみてくださいね~

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