成人の日の行事★

今回のいい寺は・・・・
成人の日の行事です♪
 
成人の日は全国各地で色々な成人式が
行われますね。
東京ディズニーランドでの成人式は
とってもうらやましいです!!
 
各地の寺院でも色々な行事が行われます。

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京都・三十三間堂の「大的大会」では
新成人が晴れ着で大的にむけて矢を射ります
観客も的に目が釘付けです!!

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なかなか的を射る事はできませんが
終わった後は、ホッとして親子で笑顔
 
三十三間堂の堂内では、一年間無病息災で
あるように御祈祷が行われます

 

京都・三十三間堂の通し矢はコチラ↓
 e-tera.net/Entry/53/

三十三間堂 柳枝のお加持はコチラ↓
 e-tera.net/Entry/54/
 

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愛知県知多半島のお寺では、祈祷ダルマの大祭が
行われます
 
「念ずれば、花開く」
福ダルマをもとめて多くの参詣者が訪れます

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家族のこと自分のこと会社の事などみなさん真剣に
願っています。
 
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和尚さんが本尊大日如来に向かって皆さんの願を
唱えてくれます。
変わった願い事に笑い声も聞こえます

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祈祷ダルマのルーツは群馬県の高崎です。
少林山達磨寺の和尚さんが貧地で困っている
地元農家の内職として考えたのがこのダルマです
 
ダルマの眉毛が鶴で、髭が亀になって、真っ赤な衣に
願い事が模様のように書いてあります
 
片目を入れて祈祷してもらい、叶ったら両目が開くように
もう片方の目をいれます
 
「人生の見通しが良い」と言う事でしょうね!

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達磨さんは、禅宗の宗祖でインドから中国へ
禅の教えを広めに来ました
 
この知多半島の常滑には、崇山・少林寺で
面壁坐禅中の達磨大師に慧可大師が弟子入りを
願った雪舟作国宝『慧可断図』があります。

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悩み苦しむ慧可大師は、達磨大師に弟子入りを
請いますが、面壁坐禅中の達磨大師は応えません

 
そこで決意を表すために・・・
慧可大師は自ら自身の左肘を切断して達磨大師に
差し出します
 
そして、やっと達磨大師は振り返り弟子入りを許し
跡を継ぎました。
 
決意を持って行う
ここに祈祷してダルマさんに願う意味があるのでしょう。

でも、ちょっと怖い話ですね@@

 
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祈祷したダルマさんは一年経って戻ってきます
両眼が入ったダルマさんや片目だけのダルマさん
一年間の感謝を込めてお炊きあげにします
 
願を掛けた結果は色々ですけど
「昨年の願はきれいに捨てて
新たな気持ちで歩んで行きましょう
とダルマさんが言っているようですね
 
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帰りに熱々のたこ焼きを食べました~
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