今回のいい寺は・・・
堂崎天主堂とマリア観音です♪
九州本島の最南端、東シナ海に浮かぶ長崎県
五島列島には、大小140あまりの島々が
「祈りの島」と呼ばれるように、今も50の教会が
あり、静かに信仰が守られています
長崎や福岡からフェリーで来るのも旅情感
たっぷりだけど・・・
私は小さな島々を空の上から見てみたかった
ので、長崎空港から小型機に乗り30分ほどで
福江空港に
遠藤周作の「沈黙」片手に・・・
レンタカーを借り、異国のようなニッポン探索
スタートです
五島市の中心地から、県道162号線に沿って
北へ車を走らせます~
のどかな田園風景を過ぎると、澄んだ入り江が
見え隠れするようになります
車をとめて、さらに進んでいくと・・・
緑のこんもりとした岬の突端に、赤いレンガの
天主堂が現れます
禁教令の時代に苦難の中で伝えられた信仰
その苦難の時期を支えたのがマリア様でした
隠れキリシタンの人々は、マリア様を支えに弾圧
に耐えながら信仰を守り続けました
教会内には、長く厳しい弾圧時代を物語る資料
が展示されていました
ひっそりと、でも強く心の中で信仰を持ち続ける
そのために信仰の対象となった「マリア観音」
日本にキリスト教が伝わったとき、人々には
マリア様が観音菩薩と重なって見えたそうです
五島の人々は、観音菩薩をマリア様として祀り
祈りを捧げました
フランス窓という床面まである鎧戸の窓が
並んでいます
開け放して外からも説教が聞こえるように
したそうですよ!
長崎 五島列島に伝わったキリスト教を訪ねて
島内を巡って行きまーす