今回のいい寺は・・・
犬山おどき☆バリスタと提灯職人の出逢いです♪
前回紹介した犬山のカフェを切り盛りする女性の
提灯職人さんを取材してきました
暑い夏の日に訪れたカフェ「犬山おどき」
涼しげなおもてなしに女性らしさを感じます
夏の風物詩である提灯づくりの工程を見せて
頂きました
まずはひごを型に巻きつけていきます
竹ひごはつなぎ目が難しいのですが、プラスチックの
ひごは継ぎ目がなく、白いので明るいそうです
しかし、弾力やクセがあるので、慎重に巻いていく
必要があります
ひごが外れてしまわないように、紐で固定し強度UP
この骨組は繰り返し使えるので、和紙を張り替える
ことで提灯の色々な顔を表現することができます
四季を表現したり、催事に華を添えたり・・・
骨組が完成!!
あなたならどんな顔の提灯を作りますか??
城まつりの山ぞろえのための提灯や、
民家の軒先に幕を垂らして飾る提灯など・・・
提灯というと古いイメージですが、貼る和紙や
形によってかなり趣が変わることを発見しました
素材は和紙だけど、モダンなデザインをお願い
したら、私の部屋にもマッチするかも!!
なんて思いましたよ
提灯というと出来上がったものしか見たことがなかった
のですが、ここに来れば自分好みの提灯が創れるかも
しれませんね
オンリーワンな提灯をインテリアとして
いかがですか
提灯職人の鈴木サンは近隣の岩倉市から犬山市に
来ました
だからこそ、犬山の魅力を色々な方に伝えたい・・・
そして、犬山の魅力を発信するのは自分だけじゃなく、
地元の方と一緒に伝えていきたいと
それを伝える方法として行き着いたのが
この場所での提灯づくりなのでしょうね
入口には長良川の中洲で拾ってきたいろんな色の石
いろんな色の石が重なり合ってもにごっていないね。
ぶつかりあってもいないね。
地元の方が持つたくさんの魅力が集まった城下町
それぞれがイイ味出してます
犬山おどきの「おどき」とは「男時」と書き、運の
向いているとき、ツイているときという意味です
3年もの年月を掛けて、築100年以上の町家を
改築しました
設計士さんなどたくさんの人の力で出来たお店
だとオーナーの青井さんがおっしゃっていました
古民家の存続について、町の有志が集まり、
市に対して企画書から、存続後の運営を含めた
提案をしました
その結果、古民家の存続が決定したそうです
又、犬山ブランドの構築を目指して、全国の市場を
まわるなど、青井さんの犬山にかける熱い想いを
語ってくれましたよ
本町も、中町も、南町も区別なく、
みんなで城下町を盛り上げたいと
バリスタと提灯づくりの匠が出逢って、新たな匠へと
進化しています
いい寺.netのライターとして各地を取材してきたので
歴史ある建物への思い入れは人一倍あります
犬山以外にも、残すべき古民家があるのでは
ないでしょうか
お二人と同じように熱い想いを持った方がきっと
いらっしゃると思います。
いい寺.netの取材を通してそんな方々に
出会いたいと思います
※カフェ 犬山おどきの記事はコチラ↓
「匠シリーズ まちづくりの匠」
e-tera.net/Entry/329/