今回のいい寺は・・・
NYの韓国寺院「供養」おもてなしの心です♪
ニューヨークチョゲサの坐禅堂の向こうには
中庭があります
自家製の味噌やコチュジャンを見つけました♪
韓国では各家庭でキムチや味噌、コチュジャンを
つくるそうです
おかあさんの味で育つというのはとても良いこと
ですね
お手伝いをしながら禅をライフスタイルに取り入れて
いる彼女はキムさん
おいしい水キムチもキムさんの手作りです
住職自ら韓国風ソバを盛り付けてくださいました
たっぷりの薬味をのせて、すりおろしニンニクと醤油、
ゴマ、みりん、ごま油、唐辛子を混ぜ合わせた
ヤンニョムジャンをかけていただきます
韓国のお寺では、来た人を迎える意味で食事を
出すそうです
そのことを「供養」と言います
住職とお手伝いのキムさんとティボさん
ティボさんはジャーナリストをされていて、
こちらの雰囲気が気にいってしまったので
しばらく滞在しているのだそうです
どのような宗教を信仰していても、住職は
扉を開けて受け入れてくださいます。
韓国では食事は供養、日本では「接待」ですね。
四国のお遍路さんは、地元の方の接待という支えに
勇気づけられて、大変な道のりをてくてくと歩いて
回れたそうです
昔は、お寺にお米や野菜を持ち寄って料理し行事
の後でみんなで食べたそうです
お米のご飯が満足に食べられなかった時代はお寺
での行事の後の食事が楽しみで多くの参詣者が
ありました
しかし最近は、ご飯が食べられるというだけでは人が
集まらなくなっています。
名古屋の観音寺の尼僧さんが「饅頭」欲しさでお寺に
入った時代とは違うのですね
おもてなしの心で大切なのは、季節感を持たせること
ですね!
夏は涼しく、冬は暖かく・・・
夏に頂いたニューヨーク韓国寺院のソバは訪れた人を
爽やかにしてくれる、そんな味でした
※名古屋・観音寺「道を貫くこと」はコチラ↓
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