今回のいい町は・・・
賓主歴然~韓国の空間 日本の空間~です♪
マンハッタンで出会ったお茶の先生に韓国寺院
訪問をお誘い頂きました♪
韓国寺院で有意義な時間を過ごさせて頂いたお礼に
韓国寺院のみなさんをお茶会に招くことに
初めてのお茶会で緊張した面持ちのティボさん
尼僧さんは終始ニコニコ
英語で作法を教わりながらお点前が始まりました
まずは主菓子を頂きます
そしてその間にお点前が進みます
お茶の入った茶器を拭き清め
道具の準備をしながら心を整えます
濃茶はお湯の温度、お茶の量、茶筅の動かし方や
力の入れ方で味が微妙に違います
先生がお茶を点てるのを真剣に見つめています
丁寧に心をこめて練り上げられた濃茶は甘く、
本来のお茶の味を知ることができます
主菓子を頂くのに使った懐紙(かいし)を折り曲げて
いきます。
飲み方を教わりながら濃茶を頂きます
ひとくち、ふたくちと・・・
練った濃茶を全て飲み干すことなく、隣のティボさん
に渡します
初めて経験することは誰でも不安になりますよね。
ましてや異文化となると・・・
異文化を学ぶときは、まず真似ることから
始まります
濃茶は一碗の練ったお茶を数人の客が一緒に
頂きます
主客ともに一碗のお茶を囲む心温まるものです
先程折った懐紙で茶碗を拭き、次の客に渡します。
昨日ごちそうになったこと、今日お茶会に来て頂いた
ことに感謝しお礼を述べます。
お互いがお互いの文化を尊重し、敬意を払って
その文化に触れることによって学ぶことが
たくさんありますね
「同じ釜の飯を食う」という言葉があるように、一杯の
お茶を飲むことによって、その空間を共有することが
できます。
言語が違っていても、味はひとつ。
そこに心が通じ合うものですね。
昨日は韓国の空間を
今日は日本の空間を
心が通い合うにはお互いを知ることが大切!
※宗隆先生 貴重な経験をありがとうございました