今回のいい町は・・・
東京のお伊勢さん☆東京大神宮です♪
神社にお参りすると、心が清らかになり、その
土地のパワーをおすそわけしてもらえます
何かにつけてお参りするといいですね
江戸時代、伊勢神宮への参拝は人々の生涯を
かけての願いでした
明治の新国家が誕生すると、東京における
伊勢神宮の遥拝殿として日比谷に祀られました
関東大震災後には飯田橋に移り東京大神宮として
東京の人々から親しまれています
人生で最も重要な儀式と言われる結婚式
昔は挙式は各家庭で行うのが通例でしたが、宮中の
歴史において初めて皇居内の賢所(神前)で行われた
大正天皇のご成婚の慶事を記念して、東京大神宮
では神前結婚式を創始したそうです
神前で厳粛かつ神聖な儀式を行うことは、画期的な
できごととして人々の関心を集めました
晴れ着姿の女の子を見かけました
11月15日に、3歳になった男女、5歳になった男子、
7歳になった女子の成長を祝って、晴れ着を着せて
氏神を祀っている神社に行き、お祓いを受ける行事
が七五三です
昔は正月の吉日か、誕生日などに行われましたが、
江戸時代に徳川綱吉の子どもである徳松君の祝い
を天和元年11月15日に行ったことから、以後、この
日になったといいます
武家社会では、3歳になると男女ともおかっぱ頭から
髪結をする「髪置きの祝い」をしました
また5歳になると、男の子に初めて袴を着せて碁盤
の上に立たせる「袴着の祝い」が行われ、7歳になった
女の子には、それまで帯の代わりに付けていた紐から
初めて帯を結ぶ「帯解」「帯直しの祝い」を行ったことが
七五三の原型と考えられています
また、かつては「七歳までは神のうち」と言われるほど、
7歳までの死亡率が高かったことから、7歳まで無事に
生きてきた子どもの成長を氏神様に見せて感謝する
意味もあったということです
ところで、七五三に欠かせない千歳飴は、もとは江戸の
浅草寺境内で売られていたものが、全国的に普及した
ものだそうですよ~
縁結び、家内安全、商売繁盛、開運厄除、
交通安全、学業成就・・・
何をお願いしたのかな
日本人は季節の節目だけでなく、年齢に応じた
人生の節目、節目を大切にしてきました
子どもが成長し、大人になるための通過儀礼
として、七五三や成人式(元服)などがあり、また
長寿を祝い、年長者に敬意を表する意味で、還暦
や古希のお祝いなどを行ってきました
さまざまな伝統、習慣が忘れられゆくなかで、
そこに込められた意味をもう一度見直し、
日本人の豊かな人生観を思い返していきたい
ものですね