今回のいい町は・・・
景色は時代とともに・・・です♪
滋賀県・大津に秋を探しに出かけました
千二百年の歴史を刻む石山寺の門前を歩くと・・・
琵琶湖の水が穏やかに流れ込む瀬田川が
見えてきました
真っ青な空が水面に映って爽やかさも2倍
ですね
安藤広重が描いた近江八景の中にも登場します
明治2年、琵琶湖に就航した蒸気船「一番丸」
東海道線開通に伴い、貨客船としての役目は
終えましたが、今も人々から愛されているようです
瀬田川を目前に構える石山寺は、千年前に
紫式部が『源氏物語』の構想を練った場所と
言われています
また、“唐橋を制する者は天下を制す”と言われて
きた「瀬田の唐橋」は、天下をめざす武将たちに
よって熾烈な争奪戦が繰り広げられてきました
遊覧船「一番丸」は千年前と同じ景色を届けてくれて
いるのでしょうか
子供のころに見た風景や思い出の旅行写真を
何年かたった後、見返してみると・・・
同じものを見ても、思うことや感じることなど、その時
には気付かなかった様々な感情が湧いてきたりします
同じものを見ても、色々な角度からとらえることが
できたり、感動したり出来るのって、それだけ様々な
経験を積んでこられたということでしょうか。
記憶や思い出はその人、その人の宝物ですね
「この柿、顔に見えるね」
「ホントだ!笑ってるね」
そんな会話が聞こえてきました
誰の手も加えられていない自然の芸術を見て
素晴らしいと感じられるのは私たち人間も自然
の一員だからでしょうか
季節の色の変化を肌で感じられる秋って
大好きです
変わっていく様がはやいので一日一日を
大切にしなくちゃって思わされますよね!