手織り・由布衣工房と自然染料

今回のいい町は・・・
手織り・由布衣工房と自然染料です♪

高山散策の後は匠の町飛騨古川を訪れました

560ed34d.JPG

飛騨にゆかりの薬効のある自然染料で染めた糸を
使用した手織りの製品が展示販売された工房を
見つけ入ってみました

174d8200.JPG

かわいらしいイヤリングもありましたよ

428afc5a.JPG

私はこのチェックのようなモダンな織物に目を
奪われてしまいました

木の端からこんなにも美しい織物ができると
知りとても驚きです

b19f8a36.JPG

飛騨地方では朴葉味噌、朴葉焼きとしてよく見かける
ですが、染料として使うそうです

葉には芳香があり、殺菌作用があるため食材を包み、
生葉は和厚朴といい、煎じて腹痛の痛み止めなどに
用いられます

b57f80b5.JPG

は茶色の色を出すときに使うそうです
木材は腐敗しにくく、鉄道の枕木や家屋の土台などにも
使われています
乾燥させた葉は漆かぶれや火傷にも

9ce5e90a.JPG

一枚の手織り布ができるまでにはたくさんの手間
時間がかかるそうです

まず糸を紡いで汚れを煮て取ります。
染材を煮出し、思う染め色になるまで何度も繰り返し
染めます

細い糸が切れないよう糊付けをし、デザインを考え
糸を準備し丁寧に丁寧に織ります

縦糸の糊を落とし、縦糸と横糸をなじませ、蒸気をかけ
風合いを整えたら完成です

4ec1417c.JPG

その昔、はた織が当たり前だった頃、女性は赤子を育てる
ように、家族のために慈しみながら布を織ったそうです。

こちらでははた織りや糸紡ぎの体験もさせて頂けます

5acf4ba9.JPG

昔から薬草や食料として暮らしの恵みであった
自然染料

その色もまた、身にまとい、病を防ぐという
生活の智慧を生み出しました。

丁寧に教えてくださったのは飛騨古川出身の
染織作家の河合由美子さんです。
笑顔のとても素敵な方でした

自然から生きるための栄養 薬 知恵・・・
いろいろな恵みを頂いているのですね!

それがはっきりとした形で見えないので私たちは
自然をおろそかにしてしまうことがあります

自然から「恵みを頂く」感謝の気持ちをいつまでも
持ちたいですね

cfb86a9a.JPG

深紅の織物はお正月らしくとのこと

晴れやかな気分にさせてくれますね

DSC_0217.JPG

飛騨古川でも素敵な出会いがありました

数寄屋づくりの素敵な工房に是非立ち寄ってみては
いかがでしょうか

(手織り由布衣工房)
飛騨市古川町壱の町5-12
電話:0577-73-7066

カテゴリー: 岐阜 飛騨・高山   パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>