今回のいい町は・・・
高山の色です♪
高山の冬は厳しいです
商売繁盛の大黒さんは深々と降る雪の中
小槌をかざしていました
鍛冶屋橋の欄干ではスサノオノミコトの
義父・足名稚(アシナヅチ)を具象化した足長
が寒さに凍えて固まっていました
そんな高山の冬景色には赤色が映えますね
赤色は生命力を表し、物事を行動に移して
積極的に前進する『陽』の色です
ポジティブな意味では「生きる喜び」だそうです
この町には赤色のモノがたくさんあります♪
昔からの高山名産・赤カブに
国分寺高申堂の「さるぼぼ」は猿の子供のお守り
です
災いがサル(猿) 家内エン(猿)満と縁起が良い
です
高山ラーメンの赤い暖簾も目立っていました
ご当地ラーメン、B級グルメのファンは不動です
夏に巡回していた赤色の二階建てロンドンバス!
思わずシャッターを切りました
そして商店街で見つけた馬頭組の赤提灯
ここには山桜神社があります
神社の祭神・山桜は江戸時代初期に高山藩主に
献上された馬の名前です
献上された馬の名前です
藩主が江戸詰めの時、江戸屋敷が大火に包まれ
ました
ました
その火中を名馬・山桜が藩主と家臣を乗せて一飛び
見事救出したことから晩年は高山の厩舎で余生を
過ごしたそうです
過ごしたそうです
そして、神社一番の御利益が鎮火、火の用心です。
商店街には、江戸時代に活躍した火消しの馬頭組
人形が飾られていました。
人形が飾られていました。
高山の町は、密集していたので火が付くと
大きな火災になってしまったそうです
高山の町では、秋葉神社によく出会います
宮川沿いでも秋葉様が祀られていました
宮川沿いでも秋葉様が祀られていました
古くから火伏せの神様として信仰されてきました
度々の大火の際にも秋葉様が焼け残った例が
たくさんありました!
高山祭の屋台蔵にも秋葉様が祀られ守られて
きたそうです
みなさんこの町が真っ赤な炎に包まれないように
お参りしています
縁起が良い赤に染まった高山の町
災いの炎に包まれないように!