今回のいい寺は・・・
宗家の菩提寺 萬松寺です♪
金石館の裏山に宗家歴代藩主の墓所があります
毛利家、前田家と並ぶ三大墓所の一つに
数えられています
数えられています
わずかな石高の対馬藩でしたが、
徳川幕府と李氏朝鮮という大きな後ろ盾が
ありました
ありました
墓所の眼下には宗家の菩提寺、
萬松寺があります
初代藩主・宗義智公の菩提所として
建立した天台宗の寺院です。
境内には、古い本堂と庫裏があります。
朝鮮貿易が盛んだった江戸時代には
諸堂が建ち並ぶ大きな寺院だったそうです
本堂内には、歴代当主の位牌の他に
徳川将軍歴代の位牌が上間に安置して
ありました
ありました
そして、朝鮮王朝から賜った仏具もありました
独特で面白いですね
宗家と李氏朝鮮の関係は交易だけでは
ありませんでした
ありませんでした
藩主が亡くなると使者を送り、墓前にこの仏具を
置いてお参りをしたそうです
置いてお参りをしたそうです
仏事も盛大に行われた対馬藩でしたが
朝鮮人参の輸入が減少すると藩の力も
衰えていきました
衰えていきました
江戸時代後半には、幕府から資金の援助も
あったそうです
あったそうです
対馬藩を一地方の藩として扱わず
外交の要として守り続けた江戸幕府
宗家はその幕府の配慮に応える意味で
歴代将軍の位牌を菩提寺に安置したのでしょうね