今回のいい寺は・・・
鹿ヶ谷の法然院です♪
鹿ヶ谷の法然院です♪
京都東山の鹿ヶ谷には、法然上人が過ごした
草庵がありました
その足跡を伝えるように法然院がこの地にあります
娑婆世界を厭離して極楽往生を願い
もっぱら念仏を唱える浄土門
法然上人は、弟子とともに念仏三昧の日々を
過ごしました。
ただ、阿弥陀の本願を信じることが大切なのです
信じることによって極楽への白道を歩むことが
できます
しかし、法然上人の説く慈悲の心を履きちがえると
大変なことになります
「悪いことをしても極楽へ行けるのか?」
本来、天邪鬼のような考えは仏の世界へは
入れません
法然上人のもとに、既存の宗教界から異論が
噴出しました
法然上人は悪行を戒める七箇条制誡を作成
しました
法然上人の時代は疫病や天変地異が起こり
社会が不安定でした
生きていくためにやむをえなく悪行に手を染めた
人もいるのでしょう
上人の心に近づくことによって、専修念仏の本当の
意味を理解できるしょう
専修念仏を説き実践した法然上人
鹿ヶ谷の自然の中に六時礼讃の美しい旋律が
響き渡ります