今回のいい寺は・・・
花の寺・光則寺の歴史です♪
鎌倉の長谷にある
日蓮宗 光則寺へ行ってみました
花の寺で有名です
山門に入ると、花の案内図が置いてありました
境内は、四季を通して楽しめます
花の寺には、歴史的な一面もあります
日蓮聖人が龍ノ口法難の後、佐渡へ流罪と
なった時の話です
弟子の日郎も捕えられ、幕府の家臣・宿屋光則の
屋敷内に幽閉されました
光則寺の裏山には幽閉された牢が残っています。
土牢へ上って行くとリスを発見
鎌倉にはまだまだ自然が残っていますね
途中までリスが案内をしてくれました
小高いところに着くと日郎が幽閉された
土牢がありました。
日蓮聖人は佐渡へ流されながらも、弟子の身を
案じていました
佐渡から送られた手紙が石碑となっています
「釈放されたら佐渡へ遊びに来るように・・・」
実際に日郎は佐渡へ何度か渡っています
そして、罪が赦免された日蓮聖人を
迎えに行ったのも日郎でした
その姿に心打たれた宿屋光則は、しだいに
日蓮聖人の教えに心を寄せ、日蓮聖人が
赦免されると屋敷を寄進して寺院としました
日郎が開山となった光則寺
宿屋光則は日蓮聖人から立正安国論を預かり
執権北条時頼に提出しました
そして、日蓮聖人の教えが徐々に広まって行きました
鎌倉は鎌倉五山が有名で禅宗のイメージが強いですが
日蓮宗の所縁がある寺も多いです。
布教活動に力を尽くした日郎の遺言により
日蓮聖人が立正安国論を執筆した地・安国論寺で
荼毘に付され境内には廟があります
日郎は日蓮聖人の一番身近にいた弟子でした。