今回のいい寺は・・・
南禅寺 金地院②です☆
東照宮からの続きです♪
東照宮から下ると崇伝和尚を祀る開山堂があります。
徳川家の知恵袋として仕えた立場から、東照宮より低い場所で
西から方丈(本堂)前の庭園を眺める場所に建物があります。
境内の庭園を一周しながら金地院の歴史を伝えていますね☆
開山堂から眺めた景色です
方丈から伸びる石畳が景色のポイントですねっ
今は樹木が生い茂っていますが、創建当時は方丈まで
見渡せたでしょうね♪
37歳で南禅寺の住職となって金地院を再建しました。
木像の顔も若いですね。
若く見えますが、幕府と宗教界に影響を与えたそうです!
方丈から眺めた開山堂です
創建当時は左の奥に東照宮も見えたそうです☆
400年の間に樹木が伸びて今は屋根も見えません。
方丈前の庭園を正面から見た風景です
崇伝和尚が三代徳川家光のために小堀遠州に頼んで作庭した
庭で「鶴亀の庭」といいます。
名前の通り左の石組が亀で右の石組みが鶴を表します。
そして真ん中が神仙蓬莱を表します。
小堀遠州は茶人で作庭家としても有名で多くの名園が残っています♪
この石組みは鶴島といい細長い石が鶴の首を表しています。
造園当時は胴体部分の石組の上に樹木はなかったそうです。
実生の木が伸びて現在のように胴体部分が樹木に覆われています。
時間とともに庭も変化していくのですね
こちらは亀を表しています。
方丈は伏見桃山城の一部を徳川家光より賜り移築したものです。
正面の扉は観音開きとなっていますね。
正面の本尊から眺めた庭です。
神仙蓬莱が真ん中に見えます
抽象的な石組みで表しますから、後は私たちがイメージして
色々と考えるようになっているんですね
大徳寺の黄梅院もそうでしたね。
本尊を背にして景色を眺めるのが1番の絶景ポイントです
みえてきます