個性のある美術館・槐多庵

今回のいい町は・・・
個性のある美術館・槐多庵です♪
 

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信濃デッサン館の別館『槐多庵』(かいたあん)です
錆びた外壁が、洋画家・村山槐多が好んで使った色
だそうです
 

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裏側は樹木に囲まれ、緑一色で覆われていました
館内には村山槐多をはじめ、水上勉の息子で
信濃デッサン館館長の窪島誠一郎が収集した
作品が展示してあります

 

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建物から庭まで 作品との一体感があって
小さいけど工夫された美術館です

私は何気なく置かれたオブジェなんかが
大好きです

 

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いろいろながある館内は、外の光が融合して
茶室のよう・・・
空間を活かしながら作品が展示されていました
 

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照明は消され、自然の採光のなかで
椅子に座って作品と向き合えます
冬には暖炉に火が入るのでしょうか
同じ作品を季節によって違う感覚で鑑賞
できそうですね
 

 
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ここは、作品を鑑賞するだけでなく
庭に出れば自然に癒されます

 

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外では、初夏の畑で野菜がすくすくと育っていました
村山槐多は、わずか15歳で日本美術院賞を取りました
22歳で病没するまでの短い時間に、絵画だけでなく
文学の世界でも才能を発揮しました
その活躍は大地に育つ野菜のように力強いものでした
そのまま育っていたら、どんな実りを見せてくれた
ことでしょう
カテゴリー: 長野・馬篭・妻籠   パーマリンク

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