今回のいい寺は・・・
3月になりました★
これから春の花が色々と咲きますね
今は梅の花が見ごろのようです。
そこで今回は梅の名所、京都・北野天満宮を訪れました
天満宮の梅は3~5分咲きでした。
ここには2000株の梅があり、早咲き、中咲き、遅咲き・・・と
3月の終わりまで楽しめるそうです
天満宮といえば、梅と共に牛が有名ですね
楼門を潜ってすぐ右に見える牛の石像です。
数ある牛の中で1番優しい顔をしていました。
天満宮では、牛が神使とされています
天満宮に祀られている菅原道真公は丑年生まれで、
京の都より九州・大宰府に左遷された時に牛に乗って
下り、亡くなった日も丑の月の丑の日だそうです
菅原道真公は幼少の頃より文才を表して学問に勤しみ、
朝廷の官吏として活躍したそうです★
江戸時代になると寺子屋の精神的中心として、
天神様・菅原道真公が祀られたそうです。
梅の咲く頃は受験生のお参りも多いですね
参詣者の願いを天神様に伝える大鈴です
皆さんが一心にお願いする姿が鏡に映し出されています。
「天神様にはこのように見えていますよ」という事ですね
社殿は平成の大修理で金具や彫刻の彩色が鮮やかになっています。
変色した木の部分とは対照的です。
銅版の屋根は緑青錆の皮膜で、風雨から建物を守っています。
杮葺きの屋根では苔がその役目をしているみたいです★
文化財の修理は、現状を維持しておく部分もあるのですね。
社殿は曲線と直線と曲線の反りが混ざり合いながら目立たず
上品な造りです。
文化遺産の名にふさわしい、日本建築の芸術的作品ですね。
残念ながら、今は環境破壊のせいで良い材料が揃わないそうです。
絶え間なく訪れる参拝者。
お孫さんの合格祈願でしょうか
北野天満宮の紋は梅と松です。
次回は松の話も含めて周辺を散策してみます