カンボジア(11)アンコールワット

今回のいい寺は・・・
カンボジアの象徴・アンコールワットです♪
 

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密林に囲まれた遺跡アンコールワット
乾季には砂が舞って霞んで見えますが
それもまた幻想的で私はスキです
 
 
 
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クメール帝国の時代
 
ヒンドゥー教最高神ヴィシュヌ
祀る宗教都市でした

 

 
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今でも信仰の場として、地元の方がひっきりなしに
訪れています
 
 

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ヒンドゥー教が廃れて
 
仏教国となって久しくても

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変幻自在なヴィシュヌ神は釈迦となって現れて 
ヒンドゥー教の信仰は仏教と融合しています

 

 
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それを象徴するかのように
とぐろを巻く珍獣ナーガの上にお釈迦さま
坐っていました

 

 
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世界の繁栄と維持を保ち、人々の救済が使命の
ヴィシュヌ神
 

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人々の願いに垣根はなく

 

 
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平等に受け入れる事が大切なのでしょう

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みんなが幸せでありますように 

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 いにしえの王が神と交信し、現人神となった場所

クメール人が、世界中の人々が敬慕して
やまない神々の住む場所

 

神の世界に繋がるアンテナを
 
アンコールワットに託されているように思います
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カンボジア(10)遥かなるアンコールワット

今回のいい町は・・・
遥かなるアンコールワットです♪

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「もし、うまく地雷を踏んだらサヨウナラ」
の手紙を残して、ポルポト派の支配地
アンコールワットに向かった一ノ瀬泰造さん
最後に撮った遺跡の写真です

 

 
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戦火のカンボジアでフリーカメラマンとして活躍した
彼は、近くて遠いアンコールワットに憧れていました
 
26歳の誕生日を迎えたばかりの1973年11月に
単独潜入を試みて消息を絶ちました
 
 
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アンコールワットポルポト派の拠点として
難攻不落の要塞となっていた遺跡です

彼は、この風景を目にすることが出来た
のでしょうか・・・

 

 

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ジャングルに囲まれた地で、遺跡を守ろうと
修復工事にあたった人達も行方不明になりました

 

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ポルポト派に占拠された遺跡は、仏像が
破壊されるなど内戦の傷跡が多く残りました。

 

 
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「将来は、カンボジア人の手で修復したい」
と不明になった保存官がいっていたそうです。

 

その意志を継ぐように修復工事が再開しました

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珍獣ナーガの欄干は、元の場所に戻り

 

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石畳も敷き直され、日本人の協力によって
修復が進んでいます
 
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アンコールワットと日本人の関係は、江戸時代初期
まで遡ります
 
この地を訪れた加藤清正の家臣は、両親の供養
のために仏像4体を奉納しました。
 
そして、回廊に落書きを残したそうです
 

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徳川家光は、家来を派遣しました
 
当時のカンボジアは南天竺と呼ばれ、ここが
仏教聖地の祇園精舎と思われていたのです

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いつの時代も私たちを魅了するアンコールワット
 
そして、国民の誇りであるアンコールワット

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ある時は密林にうもれ、またある時は内戦
より危機に瀕していたけれど、今、多くの人々
の手によって再生されつつある東洋の宝物

志半ばで亡くなったカンボジアの方の想いを
背負って修復と保存に情熱を注ぐみなさんの
応援をしたいですね!

 

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カンボジア(9)プノンバケンからの眺め

今回のいい町は・・・
プノンバケンからの眺めです♪

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眼下にアンコール遺跡群が見渡せる
アンコール三聖山の1つプノンバケン山
 
 
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山頂にはクメール王朝初期の寺院があります

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祠堂の周りで何かを感じるように座る人々や

 

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自然をいっぱい吸い込んだり

 

 
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歴史に思いを馳せてみたり

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子どもに伝える姿や

 

 
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スピリチュアルなものを感じたり

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 語り合う人々の姿がありました

 

 
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千年の時を経て
世の中が変化しても 
 
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プノンバケンの山頂にはそれぞれに感じることが
できる場所がありました

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カンボジア(8)アーティザン・ダンコール

今回のいい町は・・・
「アーティザン・ダンコール」復興に向けてです♪   

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農村に住む若い世代の人々が、故郷の村々
仕事ができるようにと設立された伝統工芸の
職業訓練所
があります

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かつて植民地として統治していたフランスもカンボジアに
対して農業教育地雷撤去食料援助等の支援を積極的
に行っています

このアーティザン・ダンコールの前身もフランス
NGOが開発した木彫り、石彫りの訓練施設でした

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工房では職人さんがカンボジアの伝統工芸
美術品を制作する工程を見ることができます

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カンボジアの歴史は・・・

植民地支配や内戦などつらい日々でした

一言で表すとしたら国がぐちゃぐちゃになったという
状態だと思います

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しかし、かつてアンコール遺跡群という素晴らしい
宝物を造り上げた民です

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もう一度、その誇りを取り戻してほしい

そんな願いも込められていたのではないかと
思ったりもします

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技術指導から新たな産業を産み、
職人が自分達の手で遺跡の修復に関わっていく

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たくさんの国が様々な支援をしていますが、

カンボジア人の、クメール人の復興への力
垣間見ることができた気がします 

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カンボジア(7)カンボジアの至宝「バンテアイスレイ」

今回のいい町は・・・
カンボジアの至宝、バンテアイスレイです♪

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カンボジアの元となったクメール王朝
9世紀初頭に成立しました
 
日本では、平安京に都が遷された頃です

 

 
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成立して200年後、国が安定しクメール芸術
花開いていきました

 

 
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その象徴的な遺跡が、バンテアイスレイです。

 

 
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アンコール遺跡群のなかで規模は小さいのですが、
彫刻の技術は抜群です

ひとつひとつのレリーフの線が鮮明に残っていてどれも
目を奪われる美しさでした♪

 

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寺院の中心には三基の中央祠堂があります
 
世界の中心をなす神々の住むメール山(仏教の須弥山)
を象徴する建物です

 

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中央祠堂には東洋のモナリザといわれているデパター像
があります
 
バンテアイスレイは「女の砦」という意味でこの女神が
由来となっています。

 

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あまりの美しさに、フランスの小説家が盗掘に入り
捕まったことも・・・

 

 
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神様の使いがしっかりと見張っています

 

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建物は、余白が無いほど彫刻で埋め尽くされています。
あちらこちらにヒンドゥー教の神話が描かれていて
神話の世界に迷いこんだような気持ちになります

 

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ヒンドゥー教の最高神・ヴィシュヌ神の妻・ラクシュミーが
象の聖水で身を清めている場面や

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 「ラーマヤナ物語」に登場する猿王スグリーヴァと
その王位と妻を奪った兄ヴァーリンとの決戦の場面
 
この猿王が孫悟空の原型だそうです。

 

 
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クメール語の石盤もありました
 
繁栄の時代を迎えたクメール王朝の歴史、宗教、
芸術に触れて五感で学ぶのには最適の場所です。

 

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衣が真新しい僧侶も見学に来ていました
 
先人のたどった道を知りここから復興への自信
取り戻してもらいたいですね
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カンボジア(6)トンレ・サップ湖の恵み 

今回のいい町は・・・
トンレ・サップ湖の恵みです♪

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NEW BAYON RESTAURANTでトンレサップ湖
の恵みを頂きました

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トンレサップ湖で獲れる魚を使ったアモック

ココナッツミルクと卵で魚を蒸したクリーミーで
優しいカンボジア料理です

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海苔のスープは日本人好みの出汁の味がしました
日本の海苔よりも海藻に近い感じです

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豚肉の炒め物や
 
 

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空芯菜炒め

カンボジア料理は普段馴染みがないのですが
全体的にまろやかなので日本人も食べやすい
と思います 

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カンボジア(5)トンレサップ湖の水上生活

今回のいい町は・・・
トンレサップ湖の水上生活です♪

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水辺で無邪気に遊ぶ子供たちがいました
 

 
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湖畔にゴミが散乱していましたが、
子供にとっては遊びの宝庫ですね
 
この子供達の住まいは、湖の上にあります

 

 
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トンレ・サップ湖は、乾季と雨季で水量が一変して
しまいます
 
この自然に対応するために人々は水上生活をして
いるのです

 

 
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ここには、生活に必要な水も食糧も豊富にあります

 

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家事をする女性がいました

 

 
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国が違っても、生活の風景は同じですね
ウルルン滞在記みたい

 

 
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ナマズの養殖場を見学したら

 

 
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鋭い眼をした動物が表れました
目が合いたくないですね・・・

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見学したのは、ワニの養殖場でした
 
ワニ革は、この国の貴重な収入源となっています

 

 
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アンコールワットの壁画にも描かれていましたが

トンレ・サップ湖には、野生のワニもいるみたいです

 

 
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集落の中には、教会
 

 

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学校もありました
 
ここは、ベトナム人の学校です
 
多くのベトナム人がメコン川の下流から移住して
水上生活をしています。
 
ベトナムでは、世界遺産・ハロン湾の水上生活が
有名ですね!
 
しかし、ここは異国の地
 
宗教文化も違います。
 
不遇の時代もありました・・・

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なにやら多くの人が集まっていましたよ
 
ベトナムの僧侶が、支援物資を届けに
来ていたのです
 
遠く離れていても強い絆で結ばれていますね
 

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内戦が終結した時には、寺院が最初に復興された
そうです
 
誰もが心のよりどころを必要としていました
 
それに応えるのが宗教者の役目なのでしょうね。

 

 
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仏教を国教に定めた国で、かわいい道先案内人
出会い、トンレ・サップ湖遊覧は楽しい旅でした
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カンボジア(4)トンレ・サップ湖の自然

今回のいい町は・・・
トンレ・サップ湖の自然です♪

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トンレ・サップ湖はカンボジア中西部にある
インドシナ半島最大の淡水湖です

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雨季にはメコン川から湖に水が流れ込み、
水面が上昇し水深が14mにもなります

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乾季にはメコン川へ水が流出し、水深わずか
1~2mとなります

この水の流れがメコン川流域の水害を防ぎ
農作物を育てる肥沃な土地を作っています
 
 

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私も兄弟が運転する遊覧船に乗って出発です

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乾季の浅瀬を進むのでアクセル全開

泥水を跳ね上げながら進みました

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河岸で投網漁をする人に手を振って

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へとつながる川を小舟と一緒に下って
いきました

 

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途中、収獲した魚を積んだ船とすれ違いました

この湖にはたくさんの淡水魚がいて、1キロあたりの
漁獲量は世界一ともいわれています

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湖に出ると、そこは海原のようでした

ここには水上生活をしながら漁を生業としている
人々がいます

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良質な漁場はカンボジアの重要な食糧源となっています

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ところが・・・
この恵みをもたらすトンレ・サップ湖も、長く続いた
内戦や、その後の乱獲で漁獲高が年々減少して
います

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そして、雨季に浸水する林は湖の汚れを浄化
してくれていたのですが、その浸水林の伐採
進み、水質も悪化しているそうです

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地球の恵みによって生活している私たちが環境を
破壊すれば、必ずそのツケがまわってきます

カンボジアの現状は、決して一地域の問題では
ありませんね

いつか私たち日本人も、大きな自然の脅威
さらされる日が来るかもしれません

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環境を守り、次の世代にバトンを渡すことが
わたしたちの使命です
 

子どもたちの笑顔がいつまでも続きますように

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カンボジア(3)歴史に翻弄された子どもたち

今回のいい町は・・・
歴史に翻弄された子どもたちです♪

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市内では、バイクが主な輸送手段です
 
お母さんが前後に子供を乗せて走ります。
後ろに乗った子どもは笑顔で楽しそうでした

 

 
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街角で無邪気に遊ぶ子どもたち
平和を感じる光景です

 

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しかし、この子どもたちがを持ち国に操られた
時代がありました

 

 
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ポル・ポト政権は、子どもたちに共産主義の思想を
たたき込みました
 
過激な思想で洗脳された子供たちは大人を裁き
社会を動かしました

 

 
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内戦が終わって子どもたちは解放されましたが
暗い過去は消えたのでしょうか・・・

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の綺麗な少女に会いました

 

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しかし、うつろな目をした子どもにも出会いました。

 

 
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彼は物売りでもなく、話しかけるでもなく
ただただ私たちの後をついてきました
 
 
 
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カンボジアの社会が抱える問題
根が深いのかもしれません

 

 
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その日、その日の生活の為に必死に生きる
子どもたち
 
何をすればいいのか分からない子どもたち
 
カンボジアの社会は、子どもを守るまでには
回復していないのでしょう

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厳しい環境の中でも前へ前へと歩む子どもたちが
います

社会が安定すれば、みんなが希望を持てるように
なります

そんな日が早く来ることを願います 

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カンボジア(2)歴史から思うこと

今回のいい町は・・・
カンボジアの歴史から思うことです♪

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9世紀ごろ、東南アジアを支配していたクメール王朝
このクメール王朝が、カンボジアの元となった国です

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14世紀には、タイアユタヤ王朝が台頭して
クメール王朝は衰退していきます
 
 

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その後、フランスの植民地支配ベトナム戦争時の
米軍による侵攻、熱狂的な共産主義者ポル・ポト
台頭と、暗黒の時代に入っていきました

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支配者が変わるたびに多くのカンボジア人の
命が奪われました
 
米軍による空爆では、数十万人
ポル・ポト政権による大量虐殺では、国民の3分の一
以上が犠牲となりました

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ポル・ポト知識人や富裕層を徹底的に排除し

社会基盤を崩壊させました
 
特に教育は、資本主義を生みだすと元凶と見なして
教師を殺害し、子供たちも労働に従事させました 

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その中で、ヘン・サムリンベトナムの支援を受け
政権を奪取し、国内を掌握しましたが、様々な
勢力が現れて内戦が何年もの間続いたのです

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やがて、国内外の人々の努力によって内戦は終結し、
パリ平和条約が調印されました
 
ところが・・・
 
戦争が終結しても問題が解決しないのが
戦争の恐ろしいところです

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家族を失った人々の心の傷
 
崩壊した社会インフラ

地雷などの残留兵器
 

そして、教育と抱える問題が山積みです
 
 

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植民地支配から始まった暗闇の時代
 
カンボジアの歴史を知る中で、そこに明かり
灯すのは、国際社会の義務だと思いました
 
地雷博物館でサッカー選手・ヒデの写真を見たとき、
 
「みんなが自分の出来ることから協力すれば、
時間がかかってもきっと明るい国になる」
と思いました
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